5人に1人がスピリチュアルな世界を信じる　40〜50代から心境の変化が起きる傾向も

人は「悩んだ時」「人生に躓いた時」、占いやヒーリング、霊能者といったスピリチュアルなことを頼ることがある。

近年では、スピリチュアルという言葉が指す範囲も広く、神社参拝や先祖供養といった、古くから続く日本の文化もスピリチュアルの分類に加えられることも少なくない。

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■5人に1人がスピリチュアルを信じている

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査した結果、全体の20.9％が、スピリチュアルなものを「信じている」と回答した。

なお、男性17.2％に比べ、女性24.6％と女性のほうがスピリチュアルな世界に関心が高いことが伺える。

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■スピリチュアルを信じる人は女性に多い

さらに、「信じている」と回答した割合を男女・年代別にみると、全ての年代で女性が男性を大きく上回り、30代以降は女性の平均値を上回ることが判明。

一方の男性では、最も低いのは30代で13.8％。その後、世代が上がるごとに割合は増えてゆき、50代では2割まで及んでいる。また、世代別に見ると、40代をピークに山形のグラフになっていることも特徴的だ。

30代を超えたあたりから年齢と共に多くの経験を重ね、悩みが増えてくる。人生の選択に悩んだ時、スピリチュアルな世界を信じ、後押ししてもらうことで気持ちを和らげているのかもしれない。

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■「押し付けてくる人が苦手」「困った時だけ神頼み」

スピリチュアルな世界を信じていることに対して、ネット上ではこんな声や意見が寄せられていた。

「信じる人は信じればいい」という意見はあるものの、スピリチュアルという言葉を使って、マインドコントロールをしたり、詐欺を行う事件も耳にするため、「スピリチュアル」という言葉に、いいイメージを持っている人が少ないようだ。

信じることは個人の自由だが、スピリチュアル的な力だけに頼るのではなく、自分の力で苦難を乗り越える姿勢を持つことも大切といえるだろう。