和地つかさ主演の『まいっちんぐマチコ先生』舞台 原作者・えびはら武司氏が語る

『まいっちんぐマチコ先生』作者のえびはら武司氏が、舞台を前に性表現規制問題を語る。

■舞台では「原点の漫画に帰る」

———今回、ミュージカルを自ら総合演出しようと思ったきっかけは?

「マチコの舞台は4本くらいやっているのかな。僕は口を挟んでこなかった。ちょっとおふざけ的なギャグチックなのが多かったので、僕自身がやることで、それとは違う流れのものをつくりました。


『マイッチング漫画道』というか、原点のマチコ先生の漫画に帰りました。それと僕の大好きなミュージカルを融合させました。


だから、『今まで誰もやってないものをやろう』と思いついて、作曲の先生に頼んだり、振り付けの先生に頼んだりして、やたら予算かかってしまいましたけど」


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■「いつまでもやってやる」と熱意

———マチ子先生の人気が90年代から今に至るまでずっと続いてる秘訣は何だと思いますか?

「そんな続いてるんですかね(笑)。僕にはよく分からないんですけど。マチコ先生関連の芝居や映画がたくさん作られてきたのは、僕は基本的に拒否せずOKを出すからなんです。


自分から、仕掛けたことは今回が初めてで、あとは、オファーがあり全部ゴーサインを出してきました。そういうのがあるから細々と生き続けてるような気がしますけどね。


寿命が長いのは嬉しいですね。最初は違うのを書きたいって思ってたんですけど、今となったらいつまでもやってやるぞって感じで、思ってます」

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■和地つかさ起用の理由