医師が指示した出産の「マル秘アイテム」で子宮破裂 子も死亡する事案に言葉を失う
医師からの指示で、分娩中の女性が転倒してしまう事故が発生。夫婦を襲った悲劇に衝撃が広がっている
■子宮破裂の原因の断定は困難
24日の第1回口頭弁論で、医療事故の分析に当たる第三者機関・日本医療機能評価機構は報告書の中で「子宮破裂の原因は転倒による衝撃の可能性もあるが、断定は困難」としたうえで、「バランスボールを使う場合、使用方法を十分に説明し、安全に十分配慮することが望まれる」と指摘しているという。
バランスボールとは、エクササイズなどに用いられる大きくて柔らかいボールで、一部の産院や助産院では陣痛緩和のために用いられるケースもあるという。
■「あまりにも悲しい…」と騒然
報道を受けて、『Yahoo!ニュース』には悲しみと怒りの声が広がっている。
・争うことの意味が分からない。完全に病院に非があると感じる
・これは酷いな。。。
・子宮はどうなったんだろう。もし、今後子供が望めないようになってしまったなら、本当に夫婦が気の毒。人生めちゃくちゃにしてるんだから、9千万ぐらい払えよと個人的には思う
・痛みの波が来たらじっとしてられなくて体も震えちゃうのに。もっと他のいきみ逃しの方法があったでしょう…お母さんも子供もかわいそう。病院は素直に非を認めて、請求通りに賠償と責任を果たしてほしい
「病院は素直に非を認めるべき」という怒りの声が目立つ。
■「体内にガーゼ置き忘れ」にも絶句
また、報道記事内にサラッと記載されている「体内にガーゼを置き忘れる」という医療事故にも、批判の声があがっている。
・「体内にガーゼを置き忘れ」さらっと流されてますが…
・バランスボール云々も怖いけど、体内にガーゼ置き忘れたとか…衝撃すぎる。病院はどこをどう争う気なんだろう
・バランスボールはもちろんだけど、「体内にガーゼを置き忘れ」ってこれだけでもだいぶエグくないですか。バランスボール使用はあることなのかもしれないけど介助の人間は絶対に必要だったとおもう
中には、「病院は一体何をどう争う気でいるのか」という疑問の声まで。今後の裁判の行方が注目される、産婦人科で起こっていた悲惨な医療事故。亡くなった男児の冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)