友達との交換日記の思い出 「後で黒歴史になる」とリアルな意見も
誰かが止めて、フェードアウト。
■半数近くが交換日記の経験あり
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「友達との交流について」の調査を実施した。
「友達と交換日記をしたことがある」と答えた人は、全体で43.1%と半数に迫る高い結果になった。
■交換日記をするのはほとんどが女子
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性のほうが圧倒的に多くなっている。
物心ついた頃にはネットがあった若い世代でさえ、割合が減っていないのも印象的だ。
「小学校のときに、仲のいい友達と回していた。好きな男子のことやクラスの子の悪口がメインで、女子の嫌な部分もいっぱい詰まった1冊。
ただのノートだから席を離したときに見られる可能性もあるのに、今考えると無防備だなと思う」(20代・女性)
そんな交換日記に、憧れを寄せていた男性も。
「女子の間で回されているノートの存在が、とても気になっていた。『あの中になにが書かれているんだろう?』って、見られないからこそ魅力的に感じて」(30代・男性)
■交換日記は黒歴史に
楽しかった交換日記も、年月が経てば黒歴史になる。
「家の掃除をしていたら、昔の交換日記が出てきた。読み返すと、中二病をこじらせた黒歴史がいっぱい…。すぐに捨てたくなったけど、せっかくだから一緒に書いていた友達にも見せることに。
友達も顔を真っ赤にして『これは、すぐに捨てるべき!』と言っていたので、おもしろかった」(30代・女性)
しかし、「ノートの中で済んでいるうちはまだいい」との意見もある。
「私たちの頃はノートで済んでいたことが、今の子たちはSNSでダダ漏れにしているから炎上するんだろうな。『鍵かけろ』って意見も正論だけど、本人たちはまだ分別がついてないから」(40代・女性)
交換日記は黒歴史になるまでが思い出だが、やはり閉じられた空間だからこそ書けたもの。デジタルでのやり取りには、注意したいものである。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)