バンクシー作品が落札直後にシュレッダー たけし「やったら値段が上がることわかってる」

バンクシーが紹介されて話題

バンクシー
(suzieldk/iStock/Getty Images Plus)

5日にイギリス・ロンドンで世界最高峰のオークション会社『サザビーズ』で、「少女と風船」という一枚の絵が約1億5000万円で落札。ところが、落札直後に絵画が細断され、会場は騒然とした。

13日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』では、この絵画をテーマに取り上げられた。


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■高額取引への批判?

会場を騒然とさせる演出を仕組んだのは、「少女と風船」の作者・バンクシーだった。バンクシーはプロフィールが一切不明の覆面アーティストで、作品の多くは街に描かれるストリートアート。アートで社会問題を風刺し続ける画家だ。

今回の細断騒動は、「絵画が高額取引されることに対する批判のメッセージ」だとされている。落札者は細断された作品を正式に購入。「細断の瞬間はショックを受けたが、徐々にアートの歴史の一部を手に入れたことに気がついた」と語っている。

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■コマーシャルリズムを理解している

この話題にスタジオでは…

湯山玲子:よくやってくれたなと思う。アートというのは株券と一緒でアートはお金になってるじゃないですか。それをオークション現場でぶっ壊すという。でも皮肉なことにそれに高値がついてしまう。社会に何を問いかけるかということがここから考えさせられる。


安住:反権力、資本主義を嘲笑うようなことをしておきながら何気にコマーシャルリズムを理解している。


たけし:やったら値段が上がることをわかってるよね。


と、バンクシーについて熱く語り合った。

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■どこまでが作品?