孫へのプレゼント拾うため線路にはねられ男性死亡 妻への「最期のメッセージ」に悲痛の声
台東区の御徒町駅で、孫に買ったぬいぐるみを取ろうとして電車にはねられた男性が死亡。
東京のJR御徒町駅で、10日、男性が孫の誕生日プレゼントに買ったぬいぐるみを拾おうとして線路に下り、電車にはねられ死亡するという痛ましい事故が発生。
ネットには、直前の妻とのやりとりが「切ない」と悲痛の声が多くあがっている。
■「今から帰る」と電話
10日午後6時すぎ、台東区のJR御徒町駅で、中国籍の男性(56)が線路に下り、駅に入ってきた京浜東北線にはねられて死亡した。
男性は上野のアメ横で孫の誕生日プレゼントのぬいぐるみを買い、妻に「孫のぬいぐるみを買った、今から帰る」と電話していたそうだ。
だが、その後、ぬいぐるみを線路に落とし、線路に下りて拾ったあと、ホームにはい上がろうとして事故に遭った見られている。
駅の防犯カメラには、男性が線路をのぞき込みながら歩く様子が映っていたという。
■「切なすぎる」と悲痛の声
妻に向けられたメッセージや男性の悲惨な最期に、ネットからは「つらすぎる」「切ない」と悲しむコメントが相次いでいる。
・これは悲しい。ぬいぐるみなんてまた買えるのに…
・痛ましい事故ですね。可愛い孫のために…。ご冥福をお祈りいたします
・奥さんとの最後のやりとりがつらすぎる。家で待っていた奥さんのことを思うと切ない
・人形よりも、自分の命が大切だと知ってもらいたい
■「駅員呼べばとってもらえる」
一方で、中には「駅員呼べばとってもらえる」とする冷静なコメントや、「本人の自己責任」と言ったような厳しい意見もみられた。
・孫もプレゼントはぬいぐるみじゃなくて、元気なおじいちゃんの姿の方が良かったんじゃないかなぁ
・そういう時は駅員に言うと取ってくれるんだけど、分からなかったんだね
・気持ちはよく分かる。でも、プレゼントを落として命まで落としちゃだめだよ
・痛ましい事件だけど、無断で線路に下りた本人の自己責任だな
孫を想うがゆえに起きた痛ましい事故。男性の奥さんや孫は、どのようにこの悲惨な最期を受け止めるのだろうか。冥福をお祈りしたい。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)