スシローが「スーパーサイヤ人GOD」級にレベルアップ! 寿司もポテトも異次元のウマさに
スシローの進化が止まらない
■100円回転寿司をDBキャラに例えると
ちなみに、100円回転寿司マニアの記者は100円回転寿司チェーンをドラゴンボールの主人公に例えているのだが、各社のキャラ分けは以下のとおりになる。
・スシロー=孫悟空
築地市場の名店や世界の魚を使い、各方面から力を借り寿司の味を引き上げる元気玉のような施策から、価格変更をして段階的に戦闘力を上げるのはまさにスーパーサイヤ人GODや界王拳を彷彿とさせる。
王道ながらも遊び心を忘れないバトルの方法は、まさに100円回転寿司界の孫悟空といっていいだろう。
・くら寿司=ベジータ
日本各地の漁港や国産魚にこだわったり、自社で魚屋も運営するなどストイックに“日本の寿司”の美味しさを追求する姿は、エリートながらも戦闘力を上げる修行にこだわるベジータのよう。
また、食べ終わった皿を入れて楽しめるゲーム“びっくらポン”など、子供想いの姿はわが子のトランクスをかわいがる良き父親としてのベジータも思い浮かぶ。
・かっぱ寿司=破壊神ビルス
どうしてもファミリー向けになりがちな100円回転寿司業界で、ハッピーアワーに100円ビールを提供し、常識をくつがえしたかっぱ寿司。
それ以外にも食べ放題を実施したりと既成概念をぶっ壊し大成功したのは、星をいとも簡単に破壊できる破壊神ビルスのよう。孫悟空とはまた違ったアプローチで客を魅了している。
・はま寿司=フリーザ
回転寿司以外にもファミレスや牛丼店など多角経営しているはま寿司の親会社・ゼンショーは、まるで星域を支配するボスのフリーザのよう。
あまり他社とくらべて寿司自体が話題になることはないが、ギニュー特戦隊のような魅力のあるサイドメニューの豊富さは100円回転寿司界随一。ちなみに、本当にフリーザ役の声優がタッチパネルの案内ボイスを務めたこともある。
仁義なき戦いを続ける100円回転寿司チェーン、これからも各社の動きから目が離せない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)