大型台風接近で首都圏の在来線が全線運休へ 「英断」「それが正解」と称賛の声相次ぐ
台風24号の接近に伴いJR東日本が在来線の運休停止を発表。ネットからは称賛の声相次ぐ。
JR東日本は30日、台風24号の接近に伴い、同日午後8時以降、首都圏の全ての在来線を終日運休すると発表。この決断に、ネットからは称賛の声が相次いでいる。
■10月1日は平常通り運行
まず、午後5時に中央線で高尾以西の運転を取りやめ、1時間後に上野東京ラインや湘南新宿ライン、京葉線などをストップさせる。
午後8時には運休する対象を山手線や東海道線など首都圏全ての在来線に拡大していく。また、東北、上越、北陸、山形の各新幹線も午後8時から運休する列車があるとしている。10月1日の始発からは、平常通り運行するとのこと。
■最大級の警戒が必要
常に強い台風24号は30日午後1時現在、宮崎県の東の海上を速度を上げながら北東へ進んでいて、30日夜に東海地方を直撃するとみられている。
西日本通過時の勢力は、今月4日に関西空港が記録的な高潮で冠水した台風21号と同等の見込みだそうだ。
特に台風の進行方向の右側にあたる紀伊半島から東北南部にかけての太平洋側では、これまでに経験したことがないような暴風に見舞われる恐れがあり、厳重な警戒、最大級の警戒が必要とされている。