国民食カレー、シャバシャバ派 vs ドロドロ派激突 「シャバシャバ派は違う惑星の人」
カレーへのこだわりを『5時に夢中!』で調査した結果…
育ってきた環境で食の好みはわかれるものだが、特に各人の「こだわり」が強い国民食と言えばカレーだろう。
11日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、ドロドロ派の作家・岩下尚史(57)とシャバシャバ派の北斗晶(51)が出演。ルーだけでなく付け合わせなどカレーへのこだわりを番組が調査し、さまざまな「派閥」の存在が明らかとなった。
■元祖はドロドロカレー
老舗カレーメーカーによると、カレーが日本に伝わったのは明治ごろ、イギリスから。カレー粉が伝わり、ご飯の上に残るように小麦粉を混ぜてとろみをつけたため、ドロドロが日本カレーの元祖と明かされる。
対して、1970年代に欧風カレーが流通、高級食として売り出され定着したのがシャバシャバカレーだったという。
シャバシャバ派の北斗は、「夫婦でこれだけは食い違いがあった。(夫の)健介が初めて『もう少しドロドロがイイ』と反論してきた。でも、私が作ってんだもん、シャバシャバだよ」と主張。
これにドロドロ派の岩下は、「ご飯におつゆかけたみたいなやつでしょ。おーイヤだ」と反論し、ドロドロ派とシャバシャバ派の確執をのぞかせる。
■100人の答えは…
番組では100人に街頭調査を実施。各派の主張が放送された。
ドロドロ派は「シャバシャバすぎるとスープ食べてる感じ、食べた気がしない」「カレーうどんみたい」とご飯には合わないと語る。さらにシャバシャバ派に対しては「全然違う惑星の人」と厳しい意見も見受けられた。
これに対し、シャバシャバ派からは「外で食べるイメージ」「本格的なカレー」といった主張が目立つ。
番組の調査では100人中58人がドロドロ派、42人がシャバシャバ派と判明。僅差ではあるがドロドロが支持されていた。