「すっぴん外出」に抵抗がない女性が増加中? メイク術より素肌力が問われる時代に
メイク術に関心が高い女性、すっぴんで外出することがあるのだろうか…
2018/09/01 14:00
かつては、「学生の化粧など不良がするものだ」と言われていた時代もあるメイク。社会に出るといつの間にか「メイクは社会人としてのマナー」という常識に変わっていく。
近所のコンビニに行く時くらい手を抜きたくても、一方ですっぴん姿での外出には抵抗がある。そんな葛藤を抱えながら生活している女性も少なくないはず。
■すっぴん公開は芸能人だからできる?
某化粧品メーカーは「クリアな素肌こそキレイの象徴だ」と、すっぴん素肌プロジェクトを行なった。有村架純、松岡茉優をはじめとする6人のセレブリティが、すっぴんで撮影に挑み写真の加工も行わず公開する、というものだ。
また、ここ数年では女性タレントが「すっぴん」を自身のSNSで公開するということが多く見られ、しばしば注目を集めているが、その度
「芸能人と一般人は違う」
「絶対すっぴんじゃない。」
「薄くメイクをしているじゃないか!」
「すっぴんと称して加工しまくりの写真でしょ?」
など、批判的な声も。 すっぴんに敏感な一般女性にとっては、「家の中でしか見せられない」、「メイクもしないまま外出するなんてもってのほか!」ということなのだろうか。
■すっぴん外出事情は意外な結果
しらべぇ編集部では以前20代~60代の女性300名を対象に調査を実施したところ驚くべき結果に。
「すっぴん」のままで外出することに抵抗がないと回答した女性が8割と圧倒的に多いことが判明。
加工が効くカメラ越しではなく公衆の面前で堂々とすっぴんを晒せる女性が多いということから、「すっぴんは特別な人にしか見せない」というのは、女性に抱く勝手な幻想なのかもしれない。
興味深いのは、各年代別の結果を見ると多くの女性が「すっぴん」で出かけることに抵抗がないと回答する中で、30代は87.7%、40代は73.3%と数字の開きが大きいことだ。
子供が巣立ち、自分の時間が取れるようになったことから女性に目覚め、改めて人から見られることを意識するからなのだろうか? それともお肌の曲がり角を気にするお年頃のせいだろうか。
■素肌力が求められる時代に
多くの女性が「すっぴん外出」に抵抗がないという結果から、メイク技術よりも素肌力を高めることに関心を持っていることが伺える。世の中がメイクをせず「すっぴん」を魅せる時代へと変わってきたということかもしれない。
それとも、あまりにもメイク後とすっぴんとのギャップが激しく「知り合いに会ってもバレないから大丈夫」という心情からなのだろうか…。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 女性ユーザー300名