食べているときが一番幸せ 若い女性では多いのに中年層で減る理由とは
食べ過ぎに注意しながら、楽しい時間を過ごしてほしいものだ。
食事でお腹を満たす最大の目的は、生きるためだ。しかし食はそんな欲求を超えて、人々を魅了するもの。美味しいものを求めて、遠くまで足を運ぶ人さえいるのである。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名に「幸せを感じるとき」についての調査を実施。「食べているときが一番幸せだと思う」と答えた人は、全体で36.5%だった。代表的な欲求の一つにしては、少ないといえるかも。
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■若い女性は食べるのが好き
性年代別では、20代女性が一番多い割合になっている。
確かに若い女性は、食べることが好きなイメージである。
「仕事とかでバタバタとしていても、美味しいものを食べれば気分も少し落ち着く。だから忙しいときにこそ一旦手を止めて、おやつを食べるなどして気分転換する。それで『もう少しがんばろう』って思うから、単純なもの』(20代・女性)
スイーツは、女性の心を大きく動かす力がある。
「暑すぎて食欲がない日もあるけど、スイーツは別。特に夏はアイスが美味しいから、つい食べ過ぎてしまう。コンビニでどれを買うか悩んでいるときさえ、幸せな瞬間」(20代・女性)
■胃もたれやぽっこりお腹のせいで
30代から40代は、美味しいものを知る年代だ。しかし加齢による体調の変化が、食の楽しみを奪うことも…。
「こってりとしたものが好きだったんだけど、年齢と共に胃もたれするようになってきた。でもあっさりとしたものが好きになったわけでもなく、胃のために仕方なく食べている」(40代・男性)
女性は、体型も気になるところだろう。
「だんだん、お腹の肉が落ちなくなってきた。食べているときは楽しいけど、その後の罪悪感が半端ない。今は食べることよりも寝ているときのほうが、幸せを感じるかも」(40代・女性)
■リア充はみんなで食べたい
自分をリア充だと思っている人は、半数以上と高い割合になっている。
特に仲間と集まって食べる食事は、格別だという。
「食事はやはり、みんなで集まってワイワイとするからこそ楽しいと思う。一人で食べるのは、少し味気ない感じがするから好きではない」(20代・女性)
『孤独のグルメ』のようなことは、年齢を重ねないとできないとの声も。
「『孤独のグルメ』みたいに美味しいものを一人で食べる幸せは、ある程度年を取らないとわからないことなのかも。僕も一人だと、コンビニとかで済ませてしまうし」(20代・男性)
どんなことであれ、幸せを感じる瞬間は大切なこと。食べ過ぎに注意しながら、楽しい時間を過ごしてほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)