内緒話を言いふらす人は許せる? 「話す相手を選べ」との声も
噂話が好きな人は、聞き出す力がすごいとの声も。
「誰にも言わないでね」と相談したのに、気づけば周囲の人たちに広まっていた経験はないだろうか。「裏切られた」と思い、その人を信頼する気持ちを失うはずだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「秘密について」の調査を実施。
「内緒の話を言いふらされたことがある」と答えた人は、全体で27.7%。残りの約7割が裏切られた経験がないのは、安心できる結果だ。
■若い女性はうわさ好きのために…
性年代別で見ると、20代から30代の女性で多い割合になっている。
女性は、おしゃべりが好きな人も多い。そして中には、噂話が大好きな人もいるのだ。
「夫婦仲がうまくいっていないのを、仲のいい友達に相談した。するとしばらくして、他の友達が心配して連絡してきた。『絶対に言わないで』と念押ししたのに、信じられなくて…。
その友達との関係も悪化して、余計悩みが増えた」(30代・女性)
■噂話好きの聞き出す力
内緒の話をする相手は、ちゃんと選ぶべきだとの意見も。
「信用して相談してきた人に対して、簡単に裏切るようなことができる人は人格を疑う。その人が普段からどのような行動しているかちゃんと考えてから、相談しないと。
他人のことをいつもごちゃごちゃ言っている人は、他で自分の悪口も言っていると思ったほうがいい。そしてその人には、絶対に重要なことを言ってはいけない」(30代・女性)
しかし噂好きの人は、聞き出す能力がずば抜けている。
「噂話が好きな人って、聞き出す力がすごい。『この人は口が軽いから』って慎重になっていても、話をしているうちについ言ってしまうことがある。
人の相談に乗っているふりをして聞き出すなど手口が巧妙なので、心が弱っている人は特に引っかかりやすい」(20代・女性)
■利害関係がない人に話す
人に話した時点で、誰かに広まることを覚悟したほうがいいのかも。
「どうしても広めて欲しくない話は、自分の中で留めておくしかないと思う。そして人に話を打ち明ける時点で、誰かに話される危険があると考えるようにしている。
それくらいに思っていれば、もし言いふらされたときの傷も浅くて済むから」(30代・女性)
トラブルを避けるには、利害関係がない第三者に話すのがいいだろう。
「誰かに話して気分を晴らしたい時には、全く関係のない人がいい。会社の悩みなら、学生時代の友達とか…。
バーの客同士のユルい繋がりなんかは、そんな悩みを話すためにあると思う。ただ若い子たちは、そんな場所が嫌いだろうから…」(40代・男性)
信頼関係を築き上げるには時間がかかるのに、壊れるのは一瞬である。内緒話を広めるのは、いとも簡単に信頼を失う行為であることは間違いない。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)