そんなうらやましい体質は本当にあるの? 嫌なことも寝れば忘れる人

どうすれば、そんなすぐに立ち直れるのか…。

2018/08/12 08:30

眠る女性

気持ちが落ち込むと、引きずってしまう人は多いもの。しかし一方では、「寝れば忘れる」なんてうらやましい発言をする人もいる。

そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査を実施。「嫌なことがあっても寝れば忘れるほうだ」と答えた人は、全体で28.7%だった。残りの約7割の人は、次の日以降に嫌なことを持ち越しているのだ。


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■若者は悩んで眠れない夜を過ごす

性年代別では、男女共に年代が上がるほど割合が増えている。

嫌なことがあっても寝れば忘れる性年代別グラフ

若い人たちは、嫌なことを引きずり眠れないことも。

「まず嫌なことがあると、なかなか眠れない。横になっていると、その出来事が頭の中でずっと回っているから。そんな状況で睡眠が取れるメンタルなら、次の日には忘れていても不思議ではない」(20代・男性)


また夫婦間で考え方が違うと、ケンカが長引く原因になることも。

「夫はケンカしても、次の日には普通に話しかけてくる。だけど、私は起きても覚えている。『昨日はあれだけ怒っていたのに、なかったことにする気?』と、さらに腹が立つという悪循環。


嫌な出来事は、何年経っても覚えているタイプだから…。そんな私が一晩寝たくらいで、気持ちが落ち着くわけがない」(30代・女性)

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■リア充はすぐに忘れる

自分はリア充だと思っている人は、じつに半数以上もの人が嫌なことがあっても寝れば忘れると答えている。

嫌なことがあっても寝れば忘れる傾向別グラフ

友達と集まって、気分転換をするリア充も多い。

「嫌なことがあったときには、友達と飲むなど気分転換してから寝る。悩みを話さなくても、みんなとワイワイ話すだけで気持ちが楽になるから」(20代・女性)


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■年を取ってメンタルが強くなった人も

寝れば忘れるというよりも、とにかく切り替えが早い人も。

「朝起きたらっていうより、家に着いたらすでに忘れている感じ。家族の不幸とかなら当然引きずるけど、仕事の失敗なんかはすぐに忘れるほう。考えたところで、別に解決するわけでもないから…」(40代・女性)


年齢を重ねることで、メンタルが強くなったパターンもあるのだ。

「私も若い頃は、小さいことで落ち込んで眠れない日もよくあった。ただ年を取るごとにだんだん図太くなってきた。それまでの悩んだ日々があるからこそ、メンタルがタフになったんだと思う」(40代・男性)


今は引きずる性格で悩んでいる人も、将来、克服できる可能性は十分にありそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)

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