治療も気から? 医者が「効果のない薬を処方することも」と林先生が解説して話題

治療も気持ちから入るのが大切

薬
(sunabesyou/iStock/Thinkstock)

高熱が出たときや耐え難い腹痛など体調不良を起こしたときに医者で薬を出してもらって少しでも楽になりたいと考える人は大勢いるだろう。

そんな医者と薬にまつわる衝撃の事実を5日に放送された『林修も驚く初耳学!』で林先生が解説して、話題になっている。


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■医者は効き目のない薬も処方する?

医者は効き目のない薬を患者に処方することがあるという。その理由を林先生は…

「人間は薬だと思って飲むとそれで聞いてしまう部分がある。『プラシーボ』或いは『プラセボ』と言います。どうやら本当に必要でない薬を欲しがる患者さんがいるらしいんですよ。


飲む必要はないですよと言いたいですけど本人が欲しがる。しかも薬をもらった、飲んだという安心感でいい方向に繋がっていくのであえて出すケースがある」


と、解説。患者を安心させるために効き目のない薬を処方しているという。やました内科クリニックの山下院長は…

「薬を出して儲けようとかではなくて『患者さんの不安を取る』とか『気持ちを喜ばせて治そう』という確立された科学的なものです」


と、補足した。精神的な部分も治療に影響するとのこと。

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■ネットでも解説する人多数

ネットでもプラセボ効果を解説する日が続出している。


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■病気になっても薬には頼りたくない?

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,332名に「薬について」の調査を行なった。「病気になっても、なるべく薬には頼りたくない」ないと答えたのは、全体で48.6%。

薬に頼りたくない年代別グラフ

年代別では、年代が上がるほど薬に頼りたくない人が多い。若い世代では、それほど病院に行く機会がない人が多いのも一因のようだ。

病気になっても薬には頼りたくないという人が多数存在しているがやはり病気になったら医者で薬をもらってきちんと直したいと思っている人もいるだろう。

ただのビタミン剤でも薬であると思い込めば治療の効果が現れると言われているプラセボ効果。実際に治せる病気は限られてくるのかもしれないが「病は気から」というのは本当だったということだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数)

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