自転車でのスマホが社会問題に… 文字を打ちながら運転する人まで
なぜそこまでして、スマホを見るのか…
自転車を運転しながらスマホを操作し、歩行者を巻き込む事故が問題になっている。なぜ自転車に乗っているときくらい、スマホを我慢できないのか疑問に思う人も多いはずだ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代スマホユーザーの男女914名に「スマホの利用について」の調査を実施。
「自転車に乗りながらスマホを操作したことがある」と答えた人は、全体で16.2%だった。2割を切る少なさなのは、安心できる結果ではあるが…。
■スマホを見ながら自転車の運転は若い世代に多い
性年代別では、男女共に世代が若いほどに割合が増えている。
スマホへの依存度が高いほど、自転車に乗っていても我慢ができないのだろう。
「基本的にスマホはポケットに入れているので、通知があれば自転車に乗っていてもわかる。そのときについ気になって、チェックしてしまうことはあるかな…。
あまりに長くなりそうなら、止まって見るようにしているけど」(20代・男性)
■文字を打ちながら自転車を運転する女子高生
スマホを見ながらの自転車は、周囲に大きな迷惑をかける。
「スマホで文字を打ちながら、自転車を運転している女子高生を見た。まったく前は見ずにスマホに釘付けで、歩いている人たちがその子の自転車を避けている状態。
自分が事故をする危険はもちろんだけど、人を巻き込むこともあるんだからやめて欲しい」(30代・女性)
「自分は大丈夫」との過信こそ、事故の元だ。
「自分は周囲に気をかけているから大丈夫と思っていても、注意散漫になるに決まっている。変な過信はしないで、素直に自転車の運転中はスマホをかばんに入れておくのが賢明」(40代・男性)
■スマホホルダーを付けても…
自転車用のスマホホルダーが、各社から販売されている。ただこれらはスマホをナビとして使うのが目的であり、ホルダーがあるからといってSNSのチェックなどするのはNGだ。
「スマホを手で持ちながらナビばかり見て、自転車に乗っている人をたまに見る。運転が疎かになってフラフラしているし、かなり危ない。
ホルダーにつけ、よく見たい場合にはちゃんと自転車を停止して確認をするべき」(30代・男性)
スマホにすっかり依存してしまっている人には、自転車の運転中にも我慢ができないのだろう。かばんの奥に隠し、物理的な距離を取るなど、なにか対策を考えたほうがいい。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代スマホユーザーの男女914名(有効回答数)