巨人・老川オーナー、相次ぐ不祥事で引責辞任 「球界の盟主」に何が起きている?

読売ジャイアンツは17日、老川祥一オーナーの辞任を発表した。

■偉業達成を待って処分?

くしくも坂本内野手は16日の試合で通算1,500試合出場を達成したばかり。29歳7カ月での到達は史上3位の年少記録となっており、「この偉業達成を待って処分に踏み切ったのでは?」と思われても仕方のない状況と言えないこともない。


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■「球界の盟主」はもはや死語

読売が「球界の盟主」と呼ばれ、国民の多くから圧倒的な支持を得ていたのはもはや過去のことだ。今なお通算優勝回数が群を抜いて多いという事実に変わりはないが、「プロ野球と言えば巨人」という時代はとっくに終わっている。

昨季は11年ぶりのBクラス(4位)に終わっており、クライマックスシリーズが導入されてから初めて進出を逃した。今季もここまで83試合を終えてようやく勝率を5割に戻したばかり。セリーグ3連覇を狙う首位の広島東洋カープには6ゲームもの大差を付けられ、独走を許している。

近年、大相撲や大学アメフトなどスポーツ界において「上層部の腐敗」が大きく取り沙汰されているが、読売のケースでは、上層部だけでなく選手にも不祥事が多い。ここがほかとは大きく異なる点だ。

プロ野球の象徴的な存在ではなくなってきているからと言って、少年たちに夢を与える職業であることには何も変わりはない。プロ野球選手には、スポーツマンシップにのっとった模範的な行動で社会のお手本になってもらいたいところだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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