土屋太鳳、広瀬すず出演の『チアダン』 高校生たちの青春群像劇に「眩しすぎて泣ける」
土屋太鳳、広瀬すず、石井杏奈らが出演する『チアダン』初回放送に視聴者悶絶!
部活やスポーツを通じて「若者の青春」を描いた名作は枚挙にいとまがない。13日に初回が放送された『チア☆ダン』(TBS系)もすでに「名作になりうる」匂いが漂う。
同作は、2009年に全米チアダンス選手権大会で優勝した福井県立福井商業高校のチアリーダー部「JETS」の実話をもとに、2017年に広瀬すず主演で公開された映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』のドラマ化作品。
映画から9年後の福井県を舞台に、福井西高校の弱小チアリーダー部に所属する藤谷わかば(土屋太鳳)らのチアダンスへかける情熱を描く。
■チアダンス部の設立
幼いころ、全米優勝を果たした「JETS」のキラキラした姿に憧れを抱いた藤谷姉妹。姉のあおい(新木優子)は「JETS」の元センターとして活躍したが、わかばは受験に失敗、隣町の福井西高校の弱小チアリーダー部に入部することに。
高校2年生の夏、姉へのコンプレックスと「努力だけではどうにもならない現実」に打ちひしがれていたわかばの前に、東京からの転校生・桐生汐里(石井杏奈)が現れる。桐生は「打倒JETS」を宣言し、競技としてのチアダンスをしようとチアリーダー部を訪ねてきたのだ。
「JETSに勝って全米制覇」を目指す桐生は乗り気でないメンバーを無理やり誘いチアダンスを指導するのだが、温度差から決裂。残されたわかばと2人で「チアダンス部」設立を目指していく。
■姉との確執
その夜、姉のあおいが「高校のチアダンス部で指導する」ために上京すると家族に明かす。「元JETSじゃなくて、楽でない道を行きたい」と、あおいは両親の反対を押し切って上京を決めてしまった。
姉の上京を知り、コンプレックスや嫉妬から「藤谷あおいの妹って比べられる気持ちはお姉ちゃんにわかるわけない」と罵声を浴びせてしまったわかばに、あおいは「簡単に手に入れたものなんかない」と口を開く。
「自分の力を試したいけど、本当に東京でやっていけるのか不安やし、怖くてたまらない」と弱音を漏らしながらも、「トライもせず諦めたら、私は私にガッカリする」と挑戦することの大切さを妹に説いた。