ディープインパクトにキタサンブラック… あの名馬たちを生で見るなら北海道へ
社台スタリオンステーションには日本競馬を代表する種牡馬たちが繋養され、一般見学も可能だ。
■名牝の血を引く二冠馬
母はアドマイヤグルーヴ、祖母は「女帝」とも賞されたエアグルーヴ、その母はオークス馬・ダイナカール。皐月賞・ダービーの2冠を制しながら骨折のため菊花賞には出られず、2016年の宝塚記念(2着)を最後に引退したドゥラメンテ。
父はキングカメハメハ、母の父サンデーサイレンスという良血から、産駒への期待は高い。初年度産駒は、セレクトセールでモーリスを上回る1億8000万円で落札されている。
■無敗の三冠馬は6年連続ナンバーワン
今、日本でもっとも活躍している種牡馬は、競走成績においても史上2頭目の「無敗の三冠馬」となったディープインパクト。日本の競馬界を一変させたサンデーサイレンスの血を受け継ぐ筆頭格だ。
2012年から6年連続でリーディングサイアーに輝いており、種牡馬デビューした2007年に1,200万円だった種付け料は、今年ついに4,000万円に。それでも、国内外を問わず繁殖牝馬が列をなし、産駒はフランスやイギリスでも活躍している。
社台スタリオンステーションへは、新千歳空港から車で30分ほど。放牧されている種牡馬の見学は、午前6時から12時まで。放牧されている馬については、公式サイトに掲載されている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)