松本人志、「神格化させたくない」 麻原彰晃の死刑執行「大々的な報道」に不安吐露

麻原彰晃の死刑について、報道のあり方や死刑についての議論が深まる。

■取材に入った長谷川リポーターが語る当時の恐怖

事件発生当時、取材に入っていた長谷川リポーターが死刑になると聞いてモヤモヤした。その思いを語る。

長谷川:人の命を救うべきお医者さんや、その力をもっと世のために使うべき高学歴の人々が、松本死刑囚の何に惹かれたのか。そもそも、松本死刑囚が何をしたかったのかはわからずに終わった。


そんな取材をしている中、恐怖体験があったことも漏らす。

長谷川:上九一色村や青山総本部前で取材をしている時、信者が報道陣をひとりひとりカメラにおさめていた。それが心理的に怖かった。


関わった人たちがどんどん亡くなっていく事件だった。自分もターゲットになっていたかもしれない恐怖は計り知れない。

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■死刑廃止論に触れる場面も

当時、神奈川に住んでいて東京にいくこともあった三浦瑠麗は我が事のように恐怖を感じていたサリン事件。

三浦:この事件を国際的にとらえると、サリンを精製できるほどの能力をもった人物が、罪なき人たちに対して使った。先進国でもテロは起きるが、高精度の化学兵器を使うことの衝撃は大きかった。ゆえに不拡散の話が広がったと思う。


国際的には死刑制度がある国は少なく、死刑廃止論も盛り上がる。だがアンケートをとると日本では死刑賛成派が多い。三浦瑠麗が死刑制度についても、コメント。

三浦:私は死刑に賛成な部分がある。国家が人の命を奪ってはいけないと思う一方で、更生可能性や被害者遺族の懲罰感情がある。懲罰感情を考えれば、犯した罪への償いをかんがえれば、反省も更生も出来ないのなら、死刑はあるべきだと思います。


三浦の死刑賛成の言葉に対して、好意的なネットの声は多い。死刑に賛成すれば強烈な批判をする人がいる。よく地上波で言ってくれたと感じているのかも。

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