「戦いはこれからだ!」 サッカーW杯「寝不足ジャパン」の負けられない戦いが壮絶
日本時間の午前3時から行われたW杯ベルギー戦。激闘を見届けたサポーターたちの戦いは、これから。
しらべぇでも既報のとおり、FIFAワールドカップ・ロシア大会にて、日本代表は惜しくもベルギー代表に2対3で破れた。
興奮冷めやらぬ中、日本では午前3時からの激闘を見守ったサポーターたち「寝不足ジャパン」の壮絶な戦いが開幕している。
■日本から声援を送った「寝不足ジャパン」
今回のワールドカップは、時差の影響で試合時間が深夜に差しかかったほか、翌日も平日というサラリーマン泣かせなシチュエーションに。
そのため、日本代表の「サムライジャパン」や「西野ジャパン」になぞらえた「#寝不足ジャパン」のハッシュタグが流行。
深夜であっても、翌日に仕事が控えていようとも、熱い気持ちで日本代表を応援したサポーターの総称として、試合を重ねるごとにツイッター上などで定着していった。
戦いはこれからだ。#寝不足ジャパン
— kiichi_tech (@kiichi_tech) July 2, 2018
さぁ、気持ち切り替えて日本代表…ではなく日本国民のみなさん。仕事と学校です。現実はこれからやってきます。暑く長い1日になりそうですが頑張りましょう!#寝不足ジャパン
— ぽんこつQ²隊のぼやき💭 (@80lightyear) July 2, 2018
会社に着きました。
近くのタバコ屋さんの前でサラリーマンが3人あくびしながらタバコ吸ってました。
皆さん寝不足ジャパンですね🇯🇵— ぽんこつ@野遊び投資家 (@ponpon4615) July 2, 2018
おはようございます。電車降りるまで仮眠〜(-_-)#寝不足ジャパン
— なみこ (@NaMiNaMiNaMiRi) July 2, 2018
試合終了直後、日本代表への感謝と労いの気持ちをコメントしつつ、押し寄せる現実との戦いに備える寝不足ジャパン。通勤・通学の電車の中で仮眠を取る人、カフェインやニコチンでなんとか凌ごうとする人など、思い思いの戦術で挑んでいる。
■「ピークは昼食後」
試合直後は興奮状態にあったものの、朝日が昇り通勤・通学の時間帯になってくると、徐々に寝不足ジャパンにも睡魔が。しかし、彼等いわく正念場は「昼食後」だという。
ランチを食べて平常時でも睡魔に襲われてしまう午後は、未明にかけて全身全霊で声援を送り続けた彼等にとって、非常に厳しい戦いを強いられることに。
ランチしてからの午後が勝負だっ!
寝不足ジャパンの私。ミスは許されない。はやく終業時間来ないかなー。残業なんて無理だし。— nicol (@KakiRks1) July 3, 2018
https://twitter.com/dj_Special_F/status/1013978028056064000
朝までサッカーみてたからこの時間しんどいほど眠い
— あぷ@Skeb募集中 (@ureup12) July 3, 2018
https://twitter.com/Rinnosuke_T/status/1013999919483351040
学校や勤務先から「帰りたい」と、心の叫びをつぶやいてしまう人が続出。
■現代日本は常日頃から「寝不足」
しかしながら、日本国民はワールドカップが開催していなくても、常日頃から「寝不足」だという調査データも。
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,365名を対象に調査を行なったところ、「日中に眠くなることはない」と回答したには、全体で14.6%。
また、同じ対象に「24時までに寝ていることが多い」か調査した結果、該当したのは全体で37.9%という結果に。
もっとも低い割合となったのは20代男性で、2割に届かず。勤務時間との兼ね合いなども影響しているとはいえ、人間が本来睡眠を取るべき時間に眠れていないことは、大変気がかりなことである。
日本代表と気持ちを共にし、睡魔との壮絶な戦いを繰り広げている寝不足ジャパン。車の運転などには、くれぐれも注意してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の男女1351名(有効回答数)