保育士の給料は「生活保護以下」 悲しい実情に「保育料の上乗せ」提言も

保育士の待遇改善は、子育てを社会全体でバックアップしていくうえで、今後さらに重要になっていくだろう。

(maroke/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

一生懸命働いても給料は上がらず、残業は増える一方…多くの労働者が抱える悩みだろうが、昨今議題にあがりやすいのが保育士たちの労働環境だ。

「はてな匿名ダイアリー」に投稿されたエントリーが注目を集めている。


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■発端は現役保育士のツイート

投稿者は下記のツイートを引用。

最近保育士辞めたい欲がすごい〜 10年やっても手取り14万、、泣けてくる


朝も早い、夜も遅い。人の子供見る前に自分に子供いたら保育士じゃ子育て出来ないことを最近実感しまくりだ


14万でどうやって子供育てればいいですか?お偉いさんたち。


そして投稿者は、「14万円しかもらえず、そっから光熱費や家賃を支払うならば、それは生活保護費以下のお給料しか貰えていないことになる」と綴り、持論を展開した。

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■子育てに「無償の愛」が強制されている?

まず、投稿者は「最低限の人間的な生活として、支払われている金額以下しか、保育士達は貰えていない。これはまずい」と延べ、安月給の原因を「『子育ては無償の愛』という考えからきているのだろう」と推測。

そして、それは「『育児は無給』の労働として妻にやらせてきた男達が、若い保育士にすらそれを強いている」からだと述べ、「格差社会日本、本当にこのままでいいのか?」と嘆いたのだった。

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■「保育料の上乗せ」にも肯定的?