サッカー元日本代表GK川口、川島にエール 「自分を信じてほしい」とファンも期待
サッカー元日本代表ゴールキーパーの川口能活選手が、川島永嗣選手にエール。川島選手は失点に絡むミスで、ファンから厳しい批判を受けている。
2018/06/28 17:30
現在開催中のワールドカップロシア大会で躍進を続ける、サッカー日本代表。しかし日本のゴールを任される川島永嗣選手は、失点に絡むミスをしたとして連日、批判の的になっている。
そんな川島選手に、元日本代表ゴールキーパーの川口能活選手が励ましのエールを送った。
■日本の「ジャイアントキリング」
「ジャイアントキリング」…。「番狂わせ」「大物食い」を意味し、実力差があると思われる相手に勝利したときに用いられる言葉だ。
開催中のワールドカップ初戦、日本は格上・コロンビアに勝利。「ジャイアントキリング」をやってのけた。
続く第2戦、コロンビア同様、FIFAランキングで日本よりも上位のセネガルに対しては、引き分けという結果に。試合内容を見れば、日本がゲームを支配していたとのではないかと思うほどの「強さ」を見せた。
■川口選手のエール
そんな日本の大躍進の中、厳しい批判を受けているのが川島選手だ。コロンビア戦での相手FKへの対応遅れ。セネガル戦でのボールの処理ミスと、防げる失点だったのではないかと物議をかもしている。
そんな川島選手に、元日本代表ゴールキーパーの川口選手がエールを送ったと、「日刊スポーツ」が報じた。川口選手は98年大会から4大会連続でワールドカップに出場している。
報道によると、川口選手は「結果的に自分は決勝トーナメントに行けなかったので、エイジにえらそうなことは言えない」と前置き。
そして「チームは負けていないし、悲観する必要はない」「信じられるのは自分であり、自分を信じて支えてくれる人たちのために盛り返してほしい」と話したという。
■「期待しています」
川口選手のエールに対し、「Yahoo! ニュース」のコメント欄では、川島選手への期待を見せる声が続出。「自分を信じてプレーしてほしい」と、川島選手が本来の実力を発揮することを多くの人が願っているようだった。
「出るからには自分を信じてプレーしてほしい。これは川島擁護でなく、出るからには今までの経験値を活かしてほしい(というもの)。試合中のミスはあとで反省すればいい。とにかく今日の試合では自分を信じて突き進むのみ。外野のことは気にする必要はない」
「今度こそチームメイトを救ってほしい。誰だって失敗するし反省もする。引きずらずに今日しっかり決めてもらえることを期待しています」
「監督も川口も信じている。川島も自分を信じ頑張ってほしい」
■失敗を引きずる必要はない
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,354名を対象に「失敗」についての調査を実施。すべての年代で、半数以上の割合の人が「失敗を引きずりがち」と回答する結果になった。
グループリーグ突破をかけたポーランド戦。川島選手が「失敗を引きずらず」、本来の実力を発揮して、日本をさらなる感動に包み込んでくれることを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)