部下をうつ病で退職に追いやった上司が超出世 「パワハラMe Too」期待する声も
これが日本の企業の実情なのか。
2018/06/17 16:30
会社というのは難しい場所だ。優秀な人間が出世するとは限らず、むしろ優秀だからこそ妬まれ、多くの仕事を振られ、心身ともに疲弊していき、結果的に無能でメンタルが強い人間が出世してしまう…なんてことも少なくない。
今、「はてな匿名ダイアリー」のあるエントリーが注目を集めている。
■人格否定を連発…退職に追い込まれる
10年以上前に、某上場企業でエンジニアとして勤務していたという投稿者。しかし、当時の上司が「絵に書いたようなクズ」だったそうで、「下の人間には偉そうにし、上にはヘコヘコごまをする」典型的なダメ社員だったという。
また、そんな彼に投稿者はいじめられており、デザイン系の本を読んでいれば「なんでエンジニアのおまえがそんな本読んでるんだ?」、自己啓発系の本を読んでいれば「そんな本読んでるからおまえは駄目だんだよ」と人格否定のオンパレード。
結果、うつ病を発症した投稿者は、退職に追い込まれた。
■パワハラ上司が出世していた
だが、媚びるのが上手な上司は、上の役職の人には気に入られていたようで、久々に投稿者が会社について調べてみたところ、人事異動で「統括部門副部長」という、いかにも重役なポジションになっていた。
それだけでなく、同じように人の手柄を自分のものにすることが得意な人間も立派な肩書をもらっており、一方で投稿者が当時慕っていた優秀な社員たちの名は見当たらなかったという。
この現実には投稿者も納得がいかなかったようで「なんで日本企業ってそういった政治力にすら劣るごますりパワハラ豚野郎が出世するんだ?」「だから衰退するんだぞ」と本音を吐露し、「あー、会社名とその豚野郎の名前を出したい」と綴ったのだった。