見た目もソフトも! 再販決定『ミニファミコン』は日本と海外で大きな違いが

日本版、海外版、どっちも遊びたくなってしまうのが「ミニファミコン」

2016年の11月に発売され、今も人気な『ニンテンドークラッシックミニ』こと、ミニファミコン。生産終了していたが6月28日から再販されるため、「今度こそ買うんだ!」と意気込んでいる人も多いのでは。

実は海外版も発売されており、外観や収録タイトルに違いがあるのだ。


画像をもっと見る

■なぜ収録タイトルが違うの?

ゲーム作品には「お国柄」が大きく影響する。例えば、アメリカでは戦争ものやアメフトものが人気だが、日本ではヒットしない傾向があるのだ。

逆に日本ではドラクエのようなRPGが人気だが、アメリカ人は爽快感をゲームに求めるため大ヒットとはなりにくい。ミニファミコンは基本的に人気のあったタイトルを収録しているので、日本版と海外版では収録タイトルに差が出てくる。

関連記事:『ファミコンミニ』に続いてメガドライブもネオジオも? ブームの背景にあるものとは

①日本版にあって海外版にないもの

知名度の高いくにおくんシリーズ『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』『ダウンタウン熱血物語』、そして日本の国技である相撲のゲーム『つっぱり大相撲』は納得だろう。

さらに大きなセールスとなった『ファイナルファンタジーIII』も、じつは日本版のみ。その他、『アトランチスの謎』『イー・アル・カンフー』『ソロモンの鍵』、『マリオオープンゴルフ』を含む8タイトルが、日本版限定収録になっている。


関連記事:日本の社会人は理不尽に耐えて当然? 答えは圧倒的に…

②海外版にあって日本版にないもの

反対に、日本版では遊べないタイトルも。

アメリカではメジャーリーグ以上に人気のスポーツであるアメフトのゲーム『テクモボウル』や、日本ではディスクシステムのゲームだった『パルテナの鏡』、アメリカのファミコンマニアが大好きなドラキュラ(Castlevania)の2作目『ドラキュラII 呪いの封印』は海外版限定。

そしてFFシリーズはIIIではなく、なぜか一作目の『ファイナルファンタジー』が入っているのだ。

なぜ日本版に入っていないんだ! と思ってしまうのは、『ドンキーコングJr.』と『パンチアウト!!』だろう。今でも遊びたい人は少なくないはず。

また、ゲームファンの間で「なぜか日本で未発売の名作」としても有名なRPG『StarTropics』の存在も大きい。バーチャルコンソールでもいいから、発売してくれ! と願っている人は少なくないはず。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■日本版と海外版の見た目の違い