サタンクロスにアシュラマン… 懐かしの「キン消し」すごい造形5選
昭和の思い出 キン消し造形ランキング
2018/06/11 10:00
おそよ35才以上の男性ならば「キン消し」というワードを知らない者はいないだろう。キン消しとは、1983年から1987年にかけて発売された、ゆでたまご原作の人気漫画『キン肉マン』のキャラクターを造形した消しゴムのこと。
作中に登場するキャラクターのほぼ全てがキン消し化されており、当時は人気絶大であった。
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■すばらしい造形
キン消しと一口に言っても実は様々なメーカーから発売されており、その造形クオリティーには大きな差がある。
初めはバンダイから発売され、パート30まで登場。良くも悪くもパチモンの王様であった「コスモス」からも、ノーライセンス商品等が出たほど。バンダイのものは今や伝説になった造形師が担当しており、パチモノとの造形の差は明白だ。
また、キン消しには様々なカラーがあり「肌色」が貴重で、青や黄色は不人気だった。中には、変わり種の「透明にラメ」のシュールなカラーも存在したという。
当時の少年達に絶大な人気を誇ったキン消しだが、今もなおその人気は衰えず、数回の公式復刻がされている。キン肉マンのコンプリートDVDボックスの付録として、キン消し全種類がコンプリートされた「キン消しボックス」も大好評だ。
しかし、このコンプリートボックスで復刻されたキン消しは、当時の「金型」から制作されたものでなく、消しゴムから再度型を取って作られたもの。一回り大きさが小さく、素材も当時のものとは違うため、マニアからは不満の声が上がっている。
■キン消し造形すごいランキング
どれもすばらしいキン消しの造形だが、しらべぇ編集部の考える造形ランキング・ベスト5を発表!
・第5位:サタンクロス(パート21)
ガチャのカプセルに収める必要があるため、2つのパーツに分けているというこだわりも素晴らしい。
・第4位:サンシャインD、地獄の凱旋門(パート13)
キン消し単体で一番物理的な重量があるキン消し。構造は単純だが、そのドッシリとした存在感はたまらない。