さかなクン 福島県副知事にイラストを贈呈し「ギョ活用してください!」
「ふくしまプライド。常磐もの 復活宣言イベント」にさかなクンが登場。
1日「ふくしまプライド。常磐もの 復活宣言イベント」が行なわれ、スペシャルゲストとして魚類学者・タレントのさかなクンが登場。小学生の頃から通っていたという「福島の海」との思い出を披露した。
画像をもっと見る
■頭のハコフグは「小名浜」の子
「ふくしまプライド。常磐もの 復活宣言イベント」は、福島県産の海産物の美味しさや安全性を伝えるために開かれたイベント。じつはさかなクンの頭のハコフグは、福島県産なんだとか。
「私の頭のハコフグは、まさに小名浜で出会ったハコフグちゃんが繋がっています。
小学生の頃から、家族旅行といえば福島県いわき市小名浜に通ってました。たくさんのお魚が泳いでいて、たくさんのお魚屋さんもあって…そのお魚屋さんに、にぎりこぶしぐらいのハコフグちゃんが泳いでいたんです。
かわいい! と思って見ていたら、同じ水槽の中にいる大きいタイやブリに当たっても、めげずにパタパタ泳いでいる。その姿に『かわいいだけじゃない、一生懸命だ! あのお魚のように頑張らなきゃ!』と。それで20年前から、ハコフグちゃんを頭につけるようになったんです」
■ミラクルな海
福島の海には小さい頃の思い出がたくさん詰まっているそう。
「小学生の頃から魚釣りをさせていただいたいたんですけど、ヒョイっと投げるとおっきいアナゴちゃんやアイナメちゃん、クロガシラガレイちゃんなど、いろんなお魚が釣れて。海を覗いてみると、おっきいサケちゃんが群泳しているんです。本当にミラクルな海だな」と話す。
■「ギョめんなさい!!」
東京海洋大学名誉博士であり、イラストレーターでもあるさかなクンは、この日のために書いた「福島県で出会った思い出深い21種」の魚のイラストを、福島県副知事に「是非ともギョ活用していただけたら嬉しいです!」と贈呈。
しかし、ここに6月1日より出荷制限が解除された「世界一の評価を受けている」スズキのイラストが描かれておらず「ギョめんなさい! すぐに書き足します!!」と謝る場面も。
このイラストの展示は未定だそうだが、ポスターやクリアファイルに「ギョ活用」されるのが楽しみだ。
・合わせて読みたい→TOKIO国分、山口メンバーの騒動を謝罪 「福島の野菜の味」言及に困惑も
(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)