内田前監督は「食事もノドを通らない状態」 大塚学長に「何言ってんの?」と呆れの声

「悪質タックル」問題を受け、25日に日本大学の大塚学長が緊急記者会見を行い、入院中の内田前監督の容態について説明された

2018/05/25 18:00

大塚学長
(©AbemaTV)

しらべぇでも既報のとおり、学生フットボールの試合で起こった「悪質タックル」を巡る問題で、加害者である日大の当該選手、コーチ・監督陣に続き、25日に日本大学の大塚吉兵衛学長が緊急会見を行なった。

その中で、23日の会見後に心労のため入院したとされる、内田正人前監督の容態について明かされ、物議を醸している。


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■内田前監督、点滴を打って会見に臨んでいた?

大塚学長の口から「監督やコーチから、悪質なタックルをするよう選手に指示があったのか」について、真相が語られることが期待されていたが、核心を突く質問に対しては「存じていない」といった回答が目立った。

質疑応答の中で、入院中だとされる内田前監督の容態について問われると、大塚学長は以下のように説明。

「細かいことは承知しておりませんが…本当に、食事がのどを通らなかったと思う。(会見の)当日、話を聞いたところ点滴を打って会場に来た」


なお、大塚学長は会見の当日に内田前監督と短時間会ったことを明かしたが、会見の後は「会っていない」とし、現在の内田前監督の所在についても「存じていない」「関係機関の病院におられると思う」と語った。

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■「そんなこと聞きたくない」「逆だろう」と炎上

会見の冒頭から「謝罪の言葉を口にしながら、頭は下げない」や、「謝罪する意志があるのか」「これは何のための会見なのか」など、ネット上では疑問の声が上がる。

そんな中で、内田前監督の容態については、かなり神妙な面持ちで語った大塚学長。この様子に、「体調を崩しているのは学生のほうだ」や「そんなことは聞きたくない」といった、怒りを滲ませる声が相次いでいる。

https://twitter.com/123da_ne/status/999911017822892033

https://twitter.com/suishou3/status/999483915675942913

また、「同情をひこうとする稚拙な態度だ」との厳しい指摘も。


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■先の司会者の態度は「監督の体調を気遣っていた」

会見の中で23日に日本大学で行われた会見の際、報道関係者に対して、会見を無理矢理切り上げようとする横柄な態度をとった司会者についての質問も飛び出した。

大塚学長は…

「同じような質問が繰り返されていたこともあり…内田前監督の体調を気遣っての態度でもあったと思います。早く会見を切り上げてあげようっていう…」


と、点滴を打って会見に臨んだとされる内田前監督の体調を気遣った面もあったのでは、と説明した。

24日には、学生らの声を受けて、日大アメフト部の父母会が緊急集会を行なったことも報じられている。いつ、誰の口から真相が語られるのだろうか。また、同校のトップである理事長が、今後どういった見解を示すのかも注目される。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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