待ち時間がないのはいいけど…非リア充が予約制の病院を嫌いな理由
待ち時間がないのは、患者にとってもメリットではあるが…
個人クリニックでも、予約制を取り入れるところが増えている。待ち時間がないのは利点だが、気軽に行きにくいと考える人もいるようだ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「病院について」の調査を実施。
「予約制の病院が好きではない」と答えた人は、全体で25.7%。わずかながらも、予約をしてまで病院に行くのが好きではない人はいるのだ。
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■会社員は予約をしても…
会社員と自由業では、それぞれの特徴が影響される結果になった。
自由業が少ないのは、比較的時間の都合がつきやすいからだろう。しかし会社員では、そうはいかない。
「予約をした日が、絶対に残業がなくて病院に行けるとは限らない。何度も予約を伸ばすと、申し訳ない気持ちになる」(30代・男性)
■「予約制は病院のため」との声も
予約をしていれば待ち時間がほとんどないために、患者側のメリットも大きい。しかし病院側は、自分のメリットだけを考えているのではないかとの声もある。
「待合室には、『急なキャンセルは、他の患者様のご迷惑になりますので…』みたいな張り紙が貼られている。たぶん患者よりも、空いた時間がもったいないだけだと思う」(30代・女性)
歯医者に定期的に通う男性は、予約は患者をつなぎとめる手段だと語る。
「歯には異常はないけど、かなりこまめな頻度で定期検査とクリーニングをしてもらっている。用事ができてキャンセルの電話を入れると、必ず別の日の予約を入れられるから通うしかない状況。
患者をつなぎとめるために、予約制になっているだけではないかと思えてきた」(40代・男性)
■電話での予約変更が嫌
非リア充の人たちは、3割以上もの人が予約制の病院を嫌っている。
予約の変更やキャンセルが、苦痛だと訴える人も。
「行けないときに、電話をかけるのが嫌すぎて…。しかも忘れて行かなかったときには、向こうから電話までしてくる。なんで、今どき電話なのかと疑問に思う」(20代・男性)
もっと手軽に変更やキャンセルができれば、病院にも通いやすくなる。
「ホットペッパーで美容院を予約するような感覚で病院も利用できたら、患者側にとっては気持ちが楽だと思う」(30代・女性)
近年では予約からキャンセルまで、ネット上でできるサービスを導入するクリニックも増えている。ただ導入にかかるコストを考えると、個人病院では手が出しにくいのが現状だろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)