20代女性に増加の理由とは? 体育会系の人が苦手な人たち
「ブラック企業のイメージがある」との意見も。
レスリング・伊調馨選手へのパワハラ問題や日本相撲協会の一連の騒動などで、「スポーツマンシップとは?」との声があちこちから上がっている。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。「体育会系の人が苦手だ」と答えた人は、全体で42.7%もいることが判明した。
■若い女性の好きな男性のタイプに変化
性年代別でも20代では、男性よりも女性が多い割合になっている。
女性の好みが、変わりつつあるのだ。
「体育会系って、濃いイメージがある。今の人気が『中性的なイケメン』と考えると、ちょっと違う感じがする」(20代・女性)
中性的な魅力とアスリートの強さを兼ね備えた、フィギュアスケートの羽生結弦選手が人気なのもうなずける。
■体育会系は飲み会が好き
体育会系といえば、「ブラック企業」を頭に浮かべる人が多い。
「ブラック企業に多いイメージがあり、あまり体育会系にいい印象は持っていない。スポーツを観るのは、好きなんだけどね」(30代・男性)
体育会系は、なぜか飲み会が大好きである。
「上司が体育会系だと、本当に大変。上下関係が絶対なので言うことに従わないと、『あいつはダメだ』ってなる。それが仕事のことならまだしも、頻繁に開かれる飲み会への参加強要とかだから最悪」(20代・男性)
■就職活動に体育会系は有利なのか
体育会系は、就職活動で有利になると言われているが…。
「会社の特徴によって欲しい人材が変わるから、体育会系が有利とは限らない。それこそ上下関係を重んじて体力勝負の会社なら、かなり本領を発揮できると思う。
若い人たちのアイデアもどんどん採用するような企業の場合、体育会系は扱いにくい。そんな会社は、学生時代に『意識高い系』と笑われてきたような人が活躍できるかも」(30代・男性)
体育会系でも文系でも、お互いの性格を尊重し合えるのなら共存はできるはずだ。ただ上下関係がはっきりした世界で育った体育会系は、後輩に意見を押し付けてしまう癖が出やすいのかも。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)