買ったことを忘れ同じものをまた購入 若い人たちも起こす理由とは
昨日も買ったのに、またたまごを買ってしまった…
必要だと思って買ったものが、家に帰るとすでに購入済みだった…なんて経験はないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「物覚えについて」の調査を実施。
その結果54.3%もの人が、「前に買ったことを忘れて、同じものをもう一度購入したことがある」と回答。これだけ多いと、理由は「脳機能の衰え」だけではなさそうだ。
■買い物をよくする女性に多い
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が多くなっている。
女性は買い物をする機会が多いのが、要因のひとつだと考えられる。
「日用品の買い物なんて、しょっちゅう。保存できるものならいいけど、食品はかなり厳しい。同じ野菜が増え、家族総出で食べきったことが何度もある」(40代・女性)
■若い男性が少ない理由
一方で20代から30代の男性は、少ない割合なのが印象的である。この世代は、あまり買い物をしない人も多い。
「自炊しないから、食材が被るなんてまずない。そもそも家に物もそんなにないから、同じのを買う確立も低くなる」(20代・男性)
「趣味にはお金を遣うけど、好きなものは持ってることを忘れないから」 (30代・男性)
■年齢を問わずやらかす理由
前に買ったものをまた購入してしまうと、脳の老化現象だと落ち込む人もいるだろう。しかし、今回の調査結果では、20代女性でも半数以上と高い割合になっている。
「コスメとかで、いいなと思って買ったものが、じつは持っていたなんてことがよくある。いっぱいあるから、ついわからなくなっちゃって」(20代・女性)
自分で把握できていないのが、一番の原因だといえるだろう。
「昔から音楽が好きで、CDが家に数え切れないくらいある。なにを持っているかわからなくなり、昔買ったのを忘れてまた購入したことは何回かある」(40代・男性)
人間の記憶は、あてにならない。買い物リストを作るなどして、対策をするしかないのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名(有効回答数)