大型連休で利用者が増える高速道路 危険を感じる瞬間3選
ゴールデンウィークは利用者が増える高速道路。危険を感じる瞬間は…
世間はいよいよ大型連休・ゴールデンウィークに突入。行楽地や実家に向かう人で高速道路が大渋滞になり、まったく車が動かないことも珍しくない。
ただでさえスピードを出しているためなどで、危険なこともある高速道路。イライラするからか、久しぶりの運転者が多いからか、いつも以上に危険を感じ、ひやっとする瞬間が増えがちだ。
■高速道路で危険を感じたことがある?
しらべぇ編集部では、全国の20代~60代の運転免許証を持っている人1,058名に、高速道路で危険を感じたことがあるかを調査。
結果、中高年男性の割合が高く、60代男性は75.2%が「ある」と回答。長年運転していることもあるだろうが、かなり高い割合といえる。
一方、20代男性は28.6%と女性を合わせても最低の数字に。免許を持っていても車を運転していなかったり、安全運転を心がけていたりするのだろうか。
■危険を感じる瞬間3選
かなり多くの人が危険を感じている高速道路。一体どのような場面で、「危ない!」と感じるのだろうか。トラックドライバーのAさんに話を聞いた。
①急な車線変更
「後ろもろくに確認せず、突然ウインカーを出して、車線変更してくる車はかなり危ないと感じます。普通は後ろをよく確認するものだけど、別車線を走る車が目に入らないようで…」
②渋滞時の最後尾がハザードを点けない
「渋滞の最後尾車がハザードを出さないとき、少し危ないなと思います。法律で決められた行為ではないのですが、点いていることによって『この先渋滞なんだな』と後続車がわかる。できれば点けてほしいですね」
③無理な追い越し行為
「自分の運転によほど自信があるのか知りませんが、追い越し車線と走行車線をスルスルと抜けるように追い越す車。追い越される側としては、危険極まりなく、大事故の不安を感じてしまいます。実際にそういう運転をしていた車が中央分離帯に衝突し、車が派手に宙を舞うシーンを見た同僚もいます。自殺行為ですよね」
普段運転しない人はもちろん、プロのドライバーでも交通量の増えるゴールデンウィークは、不慣れな運転者の急な車線変更を避けるなど、巻き込まれる形での事故の危険も高まる。
高速道路を利用する時はもちろん、一般道でも、くれぐれも安全運転を。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の運転免許証を持っている人1,058名 (有効回答数)