橋下徹氏、日本の少子化に新制度を提案 「お金がかかり過ぎる」に納得の声

「わかりやすかった」と橋下徹氏の解説を出川哲朗も大絶賛。

橋下徹

17日放送の『出川哲朗のアイ・アム・スタディー 知っとかなきゃヤバいよ日本のピンチSP』(日本テレビ系)に、元大阪府知事の橋下徹氏(48)が出演。

少子化が進む日本に警鐘を鳴らし、新制度を提案する橋下氏の解説を、出川哲朗(54)ら出演者が「わかりやすい」と大絶賛した。


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■「非常にわかりやすい」

番組内の「人口」をテーマに日本の未来を学ぶコーナー。橋下氏は、「合計特殊出生率(夫婦1組あたりの出生数)」に関するパネルを使い、少子化が進むことで人口が減る仕組みを以下のように説明した。

「日本の合計特殊出生率は『1.45』。(1組の)夫婦で1.5人も子供が産まれない。でも、夫婦でね、2人産んで初めて人口が維持できるでしょ。2人いるお父さん・お母さんから、2人の子供が産まれてね」


観覧客から「あー」と声があがり、番組MCの出川は満面の笑みで「非常にわかりやすい」と橋下氏を賞賛。

「おバカ軍団」の1人として出演していたモデルの滝沢カレン(25)も「わからないことがなくなりました」とコメントし、会場の笑いを誘った。

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■フランスの制度を勧める

橋下氏は続けて、少子化が進む理由を解説。「前提として、子供を産む・産まないはそれぞれの夫婦の判断。産めない、産みたくない事情があるから、どんどん産めというのは違うと思う」と前置きしたうえで、持論を展開した。

橋下氏いわく、日本の少子化が進む一番の理由は「お金がかかる」こと。だから、子供を産めば産むほど、税金が安くなる制度を導入すべきだという。

この制度はフランスで導入されているもので、子供が7人いる自分の家庭の話を交えた橋下氏の解説に、スタジオ全体が制度を支持する雰囲気に包まれた。 

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■「説明がわかりやすかった」

ネットでは番組の視聴者から、「説明がわかりやすかった」といった賞賛の声や、「減税はいいと思う」と同意の声があがった。

また、最近の政治が不祥事ごとばかりを扱うことに対し、「少子化対策を考えるべき」との意見も。

「説明、わかりやすかった」


「減税、良いと思う。ただし匙加減が大切」


「不祥事ばかりに、やいのやいの言ってないで、ここらで本気で子供を産み育てやすい日本にするということに真剣に取り組まないと本当にヤバいね。子供は日本の宝なのに…」


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■将来、子供はほしいと思う? 

しらべぇ編集部では、全国20~60代の子供がいない男女588名を対象に「子供がほしいか」についての調査を実施。「将来、子供が絶対にほしい」と考えている人の割合は、半数を下回った。

 

やはり、現在の日本の制度では「お金がかかりすぎる」と、子供を産むことに消極的な人が多いのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~40代の子供がいない男女588名(有効回答数)

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