「女性にやたら厳しい」 セクハラ問題へのモーリー・ロバートソン氏コメントに称賛
「セクハラやパワハラの線引き」について、モーリー・ロバートソンが日本の放送業界における「女性への圧力」について力説
しらべぇでも既報のとおり、元NHKの登坂淳一アナウンサーが15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。自身のセクハラ疑惑について言及したことが、大きな話題となっている。
その中で議題となった「セクハラやパワハラの線引き」について、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏のコメントが、視聴者から多くの反響を得ている。
■「日本の放送業界は女性にやたら厳しい」
登坂アナのセクハラ疑惑を受けて、「セクハラやパワハラの境界線」が受け取り方によって大きく異なるため非常に難しい問題である、との議論がなされる中、コメントを求められたモーリー氏は…
「一般論として、今の日本の放送業界、女性の扱いが男性と違っているような気がする。女性に対してはやたらと厳しい。
『若くない』とか『もっとセクシーであれ』とか、色々見えないルールや負荷をかけている気がする。それを、男性側はそもそも感じていない」
と、放送業界における根本的な女性の扱い方についてを指摘。
また、モーリー氏は「多少セクシーな角度で撮ろうとか…『チラリズム』であっても、女性に対しては性的な属性を賦課して数字を取ろうとしているのに、男性にはやらないよね?」とも言及。
すると、東野幸治は「夫婦でニュースを見ていても、キャスターの女性の綺麗な脚が見られたりとか…」と、放送業界のカラクリについて言及した。
■問題点は「そこにパワーがあること」
しかし、モーリー氏はそんな「チラリズム」の文化自体を問題視しているのではなく…
「そのセクシャリティーを否定する訳じゃないけれども、そこにパワーがあるんですよ」
と、見えない圧力によって、女性に負荷がかかっていることが問題だと訴えた。
モーリー氏のコメントを受けて、松本人志は「でもまあ、山崎のここのあたり(山崎夕貴アナの脚を指して)を撮ってるほうが、そりゃ…モーリーさんの頭狙ってるよりは、視聴率は多少上がるんじゃないですか」と、笑いを誘っていた。