本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査20回目『Kaeru』
トッピングに追加料金なしで生たまごを付けられるサービス
本家二郎最強『八王子野猿街道店2』よりもうまいラーメンを求めて、食べ歩くこの企画。
味、量ともに二郎を超えるラーメンを見つけることができるだろうか。調査20回目となる今回は、『kaeru』を調査。
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■無料トッピング「生たまご」
中野駅前から続く商店街を進み右へ、少し入り組んだところに目的のkaeruを発見。店内は清潔で広く、落ち着いた雰囲気。
無料トッピングは野菜、玉ねぎ、脂、ニンニクでマシまで可能とのこと。そして大注目は生たまごまで無料だ。
これまで、多くの店舗を訪れたが、生たまごが無料トッピングだったことは一度もない。熱い展開に、心躍るばかり。麺も細麺と太麺を選択できるので、お好みの麺をチョイスしよう。
さっそく全マシで太麺のラーメン(750円・税込み)を注文し待つこと数分。
美しく、そして鋭くそびえ立つ山が魅力的なラーメンが着丼した。
生たまごは別皿で提供された。
■生たまごに絡める背徳感
生たまごをアツアツのラーメンに落として、総重量を計測してみると、1,899g(器アリ)と見た目によらず少し軽い印象。
野菜は、シャキシャキとした食感と甘みのあるもやしに、すこし辛い玉ねぎがアクセントとなり、飽きさせない。
麺は太麺をチョイスしたのだが、実際の麺は中太といったところ。絶妙な茹で加減で小麦の風味が口いっぱいに広がる。
たまごに潜らせれば、縮れ麺とよく絡み、それはそれはまろやかで、言語化不要のうまさだ。
■人肌に温められたチャーシュー
スープは豚のコクがしっかりと溶け出した本格派の味。しつこくなく、まろやかな口触りでゴクゴク飲めてしまいそう。
そして感動したのは大きなチャーシュー。一般的なラーメン屋は、チャーシューを冷蔵庫からそのまま取り出し、トッピングしていることがある。
そのため、チャーシューが冷えて残念な状態になっていることも。だがここのチャーシューは、人肌に温められているため、豚の甘みを最大限に味わえる。
ホロホロに崩れるほど煮込まれた神豚。一切妥協しない姿勢に、リピート確定だ。
最後に、再計量してみると、989gであったことから、具材重量は910gであった。
■評価
今回の評価は
・二郎度 ★★★★
・量 910g
・総合 ★★★★
※5点満点
二郎系という枠組みの中では、標準的な量であったが、無料トッピングのたまごや、人肌に温められたチャーシューに感動。
【kaeru】
場所:東京都中野区中野5-56-12 1F
定休日:月曜日
■インスパイア味ランキングTOP10(暫定)
1位:八王子野猿街道店2(本家)
2位:らうめん さぶ郎
3位:ラーメン 麺徳
4位:影武者
5位:kaeru
6位:用心棒
7位:らーめん 526
8 位:凛 渋谷店
9位:ポークヌードル内藤
10位:眞久中
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)