『歌舞伎揚』がきっかけ! 煎餅をこよなく愛するイタリア人女性が職人から学ぶ

日本各地の煎餅職人たちとの触れ合いに心温まる

■草加煎餅の老舗を見学

クラウディアさんが最初に向かった煎餅屋は、埼玉県草加市にある明治40年創業の『小宮のせんべい』。

さっそく、味見してみたクラウディアさんは「歯ごたえがあって、醤油の味がわずかにします」と、醤油の味が優しいことに驚いた。うるち米を活かすために、醤油の味を強くしすぎないように注意しているそうだ。

煎餅の生地工場の見学を経て、醤油は生地に練り込まないことを知って感動するクラウディアさん。焼く前に醤油をつけてしまうと焦げて苦くなってしまうそうだ。

視聴者の中には草加煎餅の思い出を語る人も。


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■兵庫の揚げ煎餅屋を訪問

(画像は「テレ東プラス」のスクリーンショット)

次に、兵庫の揚げ煎餅屋『TAKAMIOKAKI』を訪れるクラウディアさん。たっぷりの油を使って揚げるが、サクサク食感でさらっとした味の大人気おかき。

「蒸しと乾燥さえできれば、美味しくできます」と教えてもらう。1時間20分も蒸してやわらかくなった餅米をつき、型に入れ冷蔵庫で2日、乾燥機で2日、しっかり乾燥させるからこそ、揚げても油がそんなに染みこまないのだ。

こだわりのおかきの作り方を聞いて、思わず食べてみたいと感じる視聴者の声も。

https://twitter.com/golden_poop_04/status/983306940053770241


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■南部煎餅を知る

最後に訪れたのは、八戸で南部煎餅の伝統を守る昭和30年創業の『上館煎餅』。工場と自宅が隣り合わせの昔ながらのスタイルは、今ではここ1軒のみ。

南部煎餅の材料は小麦粉を使うと知ると、視聴者も思わず反応した。

南部煎餅を作る家族と意気投合したクラウディアさんは、醤油だしで鶏肉や野菜と一緒に煮る煎餅汁や、煎餅ピザで歓迎される。

南部煎餅手焼きセットをお土産にもらって大喜び。感謝の気持ちを日本語で伝えるため、ローマ字で綴った手紙を読み上げる。日本人にもなかなかいない煎餅愛をもったクラウディアさんに、癒やされる人も多かったようだ。

「今回の旅で一番学んだことは、働く人たちの伝統を大切にする強い想いでした。日本の煎餅はこれからも世界中から愛され続けると思います」と語るクラウディアさん。自作の煎餅作りにも、さらに熱が入ることだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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