「なぜダメなのかを学んでいない」 松本人志が不適切アナウンスの行司に苦言
人命救助の女性に対する「降りろ」のアナウンスに松本人志が持論
8日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が土俵上で救護活動中の女性に行司が「降りてください」とアナウンスした問題について、独自の理論を展開した。
■「なぜダメなのか」を学んでいないと指摘
番組では一連の問題と「土俵の女人禁制」について、出演者が議論を繰り広げる。松本は不適切なアナウンスをした行司について
「日本の教育の根源のダメなところだと思う。『なぜダメなのか』ということをしっかり教えていないし、学んでいないからTPOが効かないんですよね」
と指摘。続けて、
「なぜ女の人が上がったらダメなのか歴史も学んでいたら、『この場合は別やな』と判断できるはずなんですけどね」
と苦言を呈す。そして、
「ただ彼もかわいそうだと思う。日本中に叩かれすぎちゃってて。ちょっと真面目過ぎたんですよ、真面目がゆえにこうなっちゃってるんでしょうけど、もっと勉強したら、『こういうときは別やな』とわかったと思う」
とコメントした。
■「土俵で色々やるのをやめたら?」と提案
その後、犬塚弁護士から東京オリンピックのゴルフ会場が女性の正会員を認めていなかったが、世界的な圧力から認めるよう変更した事例が紹介され、
「公益法人のような一般性を持っているところが未だに伝統があるとしても女性禁止をどこまで貫くか議論しなければいけない時代がやってきている」
とコメントする。これについて松本は、
「でも、多分ぼく日本地図で色分けしたら、男性禁止のところのほうが多いと思いますけどね」
と、全体的に見れば男性が入れない場所のほうが多いのではないかと指摘。そして、
「だったら土俵で色々やるのやめたらよくないですか。ニセ土俵作るとか横に」
と提案した。