イケメン、独身、29歳で初当選 小林史明政務官がもっとも喜び感じる瞬間は…
総務大臣・内閣府大臣政務官を兼務する、期待の若手政治家のひとりだ。
34歳、独身のイケメン。趣味のスノーボードやウェイクボードで、引き締まったスタイル。胸のバッジがなければ、彼が衆院議員とわかる人は、多くないかもしれない。
自民党に所属する小林史明代議士は、連続3期当選で総務省と内閣府の大臣政務官も務める若手の実力派だ。
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■ドコモ社員から転身
小林さんが衆院選に出馬したのは、若干29歳のとき。大手企業を辞めての挑戦だった。
小林:新卒でNTTドコモに入って、群馬県で法人営業を3年担当しました。ITの世界は、規制にぶつかることが多く、「国内市場だけを見たルールでは世界と戦えない」と感じたんです。
ルールが窮屈だと思うなら、それを変える側に回ったらいいじゃないか、と思ったのが、政治を志したきっかけです。
法人営業の後、人事の採用担当もやって多くの学生に会う中で、「教育の仕組み」にも問題を感じたこともありました。2012年の衆院選に地元・広島7区から出馬して、当選させていただいたのが29歳のときです。
■政治の世界に飛び込んだ理由
小林さんは、20代で政治の世界に入ったものの、いわゆる二世議員ではない。
小林:祖父が参議院議員ではありましたが、終戦直後に1期だけ務めて、私が生まれるずっと前に引退していました。ただ、家族で政治家を応援するという雰囲気はありましたね。
大学生の頃に郵政選挙があって、地元の衆議院議員の方の選挙を1ヶ月くらいお手伝いしたことをきっかけに、人生のキャリアに政治家という選択肢がポンと入ったのは大きかったかもしれません。
「安定した会社勤めから、リスクのある政治の世界によく飛び込んだね」と、よく言われるのですが、最悪の状況を想像してみて、もし落選して生活に困ったらバイトすればいいし、これから伸びるアジアで仕事をするのもアリだなと考えると、会社を辞めることはそんなにリスクではないなと思ったんです。