俳優・伊勢谷友介の企業も受賞 「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」大賞が決定
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー表彰式」に伊勢谷友介と高木菜那らが登場
29日、内閣府にて2017年度『ふるさと名品オブ・ザ・イヤー表彰式』が行われた。
特別ゲストとして、俳優・伊勢谷友介(41)と平昌五輪金メダリストのスピードスケート選手・高木菜那(25)が登壇し、地方の名品への思いを語った。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」とは、
「地域の将来を支える名品とその市場開拓を支援する表彰制度です。 地域の魅力づくりを応援する民間企業が、各地域に眠る名品とそれを支えるストーリーや取組をそれぞれの視点で選び表彰。さまざまな切り口の部門賞が並ぶのが大きな特徴」
というもの。簡単にいうと、地域に眠る名品やそれ支える努力といった「ヒト・モノ・コト」を発掘するため取り組みだ。
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■日本食のありがたみを再認識
北海道幕別町出身の高木は、平昌五輪で獲得した2つの金メダルを胸に輝かせながら登場した。ふるさとの名品について聞かれると、小さい頃からよく食べていたという「いもだんご」と「豚丼」を紹介。
本表彰式については「どの部門も本当に地域地域で力を合わせて、すばらしいものを作り上げているところがすごいと思いました」とコメントを残した。
五輪の後は普段の生活時にも声をかけられることが増えたそう。当時の思い出については「日本の食べ物を食べて力をつけてレースに臨んでいた。白いご飯や納豆のある日本食のありがたみを感じた」と語った。
■受賞に喜びと意気込みも
伊勢谷が代表を務める会社「リバースプロジェクト」は、とくに優れた名品に送られる「政策奨励大賞」を受賞。
同社が行なっている「愛媛シルクプロジェクト」は、養蚕業を次の世代へと継承するために「きびそ(蚕が繭を作る際に最初に吐き出す糸)」などの製品から、化粧製品へと展開する取り組みが評価された。受賞に対し伊勢谷は、
「大変(偉大)な賞をいただきました。リバースプロジェクトは人類が生き残るために、(モノの)消費のあり方をずっと考えてきました。
今後は僕らだけが勝っていくのではなく、様々な地域と繋がっていくと思いますので、よろしくお願いいたします」
と感謝とともに今後の展望も明らかにした。