ラッキーなお風呂シーンも? ベッキー主演時代劇は「新感覚」
『くノ一忍法帖 蛍火』(BSジャパン)の第1話完成披露試写・会見に、ベッキー、高橋光臣、黒川芽以、木下ほうかが登場。時代劇らしくない演出やお風呂が見どころ?
■もう帰りたかった?
12月から2月にかけて、京都で撮影が行なわれたという今作。あまりの寒さに、主演のベッキーは「ホッカイロを1回で26枚貼りました。阿部寛さんを抜いて、過去1位だそうです!」と笑う。
他の出演者たちが外で激しい撮影をする中、木下は暖房の効いた室内がメインだが…
「すごく寒かったんです、(役を)降ろされてもいいくらい。これで帰ったら大変なことになるけど、寒くて寒くて帰りたいなって」とぼそり。これには他の3人から、「一番あったかいセットだったのに!」「寒い場所は1回だけじゃないですか!」と総ツッコミが。
■お風呂はラッキー
今作の見どころの一つが、女性3人のお風呂シーン。ベッキーは「仕事で半身浴ができてラッキー!」と思っていたが、黒川はのぼせてしまったそう。
「私が…速攻でのぼせました。ベッキーと(お玉役の樋井)明日香ちゃんは、2人とも冷え性というか、カイロをたくさん貼る人なんですが、私は体温高いので…」と話す。女性3人の中でメイク直しが一番多かったのも、黒川だとか。
高橋は、ベッキーの「目」に吸い込まれ、NGを連発したと明かす。
「この作品の初日に、ベッキーさんと目を合わせてお芝居するシーンがあったんですが、吸い込まれてしまって。人生で初めて6〜7回NGを出してしまったんです」
ベッキー演じる「お螢」の必殺技は、“忍法蛍火”。目が輝き、その色香と悩殺で悪い忍者や殿様を退治するものだ。視聴者もその瞳に吸い込まれてしまうかも。
■見どころは「ラスト」
オススメのシーンを聞かれ、ベッキーは最終話のクライマックス、と回答。「本当に魂を込められたというか、リハとか本番とか関係なく、ずっとお螢だったし、魂こもってたし…人生で一番魂を込めたお芝居ができました」と熱く語る。
そんなベッキーの姿は、木下曰く「怖かった」という。
「この日、怖かったんですよ〜。1人離れて、声もかけられない雰囲気で。撮影が終わって、落ち着いてから、みんなに謝って」いたんだとか。
ハーフであるベッキーが主演し、メインのくノ一3人組は赤青黄の戦隊カラーを身にまとい、機関銃が出てくる…『くノ一忍法帖 蛍火』は、そんな「新感覚」の時代劇になっている。放送開始を楽しみにしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)