渡辺謙が登場の『ブラタモリ』 鹿児島愛あふれる案内役に癒される人続出

前回に続き、タモリが大河ドラマ『西郷どん』の舞台、鹿児島県を訪問。案内役の先生に癒される視聴者が続出した。

開聞岳
(hayakato/iStock/Thinkstock)

17日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、前回の放送に引き続き、タモリ一行が大河ドラマ『西郷どん』の舞台である鹿児島県を訪問。

今回も、西郷隆盛や大久保利通などの偉人を生みだした鹿児島県が、どうやって明治維新の主役となれたのかを探った。


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■「斉彬公」が直々に御殿を案内

鹿児島県では、切りだしや加工がしやすい簡単な石が城下町の近くでたくさん採れていたという。

この大地の恵みを活かし薩摩の人々は、台場と呼ばれる、幕末に外国船との戦いに備え日本各地に置かれた、大砲を設置するための砲台を作った。

なお、外国と肩を並べる国づくりの第一歩を踏みだしたこの石は、薩摩藩によりさまざまな近代的事業に活用され続けたという。

番組中盤では、1658年に島津光久によって作られた薩摩藩主の別邸である仙巌園(磯庭園)に、案内役として渡辺謙が登場。渡辺は現在、『西郷どん』に薩摩藩主の島津斉彬役で出演している。

また、「ぜひわが家を」と自慢げに島津の御殿を案内する渡辺に対して、タモリが「もう自分の家みたい」とつっこむ場面もあり、『西郷どん』ファンにとっては嬉しいシーンとなった。

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■おじいちゃん先生に癒される視聴者続出

今回は案内役で、前回も出演していた鹿児島県の地質を研究し50年の、鹿児島大学の大木公彦名誉教授が登場。視聴者の間では、鹿児島の地質を楽しげに語る大木先生の姿に「かわいい」「癒される」との声が上がっている。


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■1位は意外な都道府県に

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,349名を対象に「一生行かない気がする都道府県」についての調査を実施した。

すると、1位が9.0%の沖縄県で2位が6.4%の佐賀県、3位が5.6%の鳥取県だった。これらの県には有名な観光地や人気のグルメがいくつも存在しているため、少々意外な結果だ。

なお、鹿児島県は4.2%で6位という結果に。『西郷どん』の舞台でもあるため、このランキングが今後どう変動していくかが気になるところ。

2週にわたって鹿児島編が放送された『ブラタモリ』だが、24日の放送で記念すべき100回目を迎える。今後も、案内役の解説や人柄に注目が集まりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,349名(有効回答数)

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