本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査15回目『りらくしん』
5インチサイズのチャーシュー!
お茶のキャッチコピーで「美味しいものは脂肪と糖でできている」と言っているように、カロリーは高ければ高いほどうまい。二郎系ラーメンはまさしく、脂肪と糖でできた「美味しさの塊」的な食べ物といえる。
もちろん、二郎インスパイアラーメンも遜色ない「美味しさの塊」だ。
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■店は狭いが麺は太い
小田急線豪徳寺駅から徒歩8分ほど。
住宅街の中に突如として現れるりらくしん。外観は素朴で、看板の文字も小さく目立たないが、オープン5分前には10人以上の行列が伸びる。
店内は、隣の人と肩をぶつけ合うほど狭い。高額紙幣の両替は請け負っていないようなので、必ず千円札を準備してお店に行くようにしよう。
さっそく、ラーメン小(750円・税込み)を注文。マシマシは受けてないらしいが、マシまでは可能だったため、無料トッピングのニンニク、ヤサイ、脂、醤油カラメを全マシオーダー。
そして、何よりうれしいのは、麺の種類を平打ちか太麺を選択可能ということ。問答無用で太麺をチョイス。
着丼したラーメンはデカいチャーシューを纏った、洗練された出で立ち。
■スープがまろやかで優しい味わい
計量してみると、1,820g(器あり)と少ない部類だろうか。
もやしの上には、玉ねぎをカリカリに揚げたオニオンフライ。シャキシャキと歯ごたえのよいもやしに、オニオンフライが香ばしさをプラス。他店では味わえない、一工夫がうれしい。
豚のコクがよく出たスープは、ほのかに乳化しており、まろやかで優しい口当たり。醤油カラメで注文していたのだが、驚くほどまろやかなスープに「ホントにカラメ?」と疑ってしまうほど。
■大きすぎる豚
麺はちぢれ太麺。期待していたほどワシワシとした食感はないものの、モチモチとした弾力があり、食べ応えがある。
スープともよく絡み、小麦のほのかな香りが鼻腔を駆け抜け脳に刺さるとき、恍惚とした幸福感に包まれる。
そして、気になるメイントッピングの豚は5インチスマホぐらいのサイズ感でシンプルにデカい。しっとりとした食感と、脂身の甘みが特徴的な豚で、見た目に似合わず繊細な豚であった。
最後に再計量してみると、1,018gであったため802gと現段階では最軽量を更新。
■評価
今回の評価は
・二郎度 ★★★
・量 802g
・総合 ★★
※5点満点
うまいラーメンなのは確かなのだが、ジロリアンとして量は重要。量が少ないのが減点として響いてしまった。
しかし、行列ができるほど、美味しいことで知られる人気店であることは確かだ。
【りらくしん】
場所:東京都世田谷区豪徳寺1-5-1
定休日:日曜、月曜
■インスパイア味ランキングTOP10(暫定)
1位:八王子野猿街道店2(本家)
2位:らうめん さぶ郎
3位:影武者
4位:用心棒
5位:らーめん 526
6 位:凛 渋谷店
7位:ポークヌードル内藤
8位:眞久中
9位:ちばから
10位:りらくしん
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)