米国のスーパーで売られている寿司はどれぐらいのレベル? 日本人記者が実食
これは… かなり名前が不謹慎なアメリカの寿司『津波コンボ』を実食
■ツナミコンボ!?
持ち帰った寿司のパッケージを改めてよく見ると…!! つ、ツナミコンボ!? 日本人的には不謹慎に感じる名前なので、作っているのは日本人ではないのかもしれない。
しかし、添付の醤油はヤマサの米国工場で作られた醤油のため、少し期待値は高まる。果たしてお味は…
■すべて味がない
ぱくっとひと口食べてまず感じたのは「味がない」ということ。サーモンもマグロもロール寿司も、すべてほとんど味がないのだ。
サンアントニオの寿司店は生臭い感じはしつつも味はあったが、このパック寿司は臭みが一切ないかわりに、旨味をはじめとした味がほぼ感じられないという、いままで体験したことがないもの。
■米国に安価で美味しい寿司はない?
もしかすると何らかの加工をしているかもしれないが、この寿司なら日本人が引くぐらい米国人が醤油をべったりと寿司につけて食べる理由もわかる気がするほどだ。
価格も11ドルとかなり高めで、このレベルの寿司なら日本の400円ぐらいのパック寿司のほうがはるかにウマい。まだ日本人が納得する美味しさの寿司を、米国で安価に食べることはできないのだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)