『99.9』小ネタにこめられた震災への「応援メッセージ」が話題に

東日本大震災から7年経った11日に放送された第8話。ドラマ中にこめられた応援メッセージが「素敵」と話題になっている。

■あの深山が敗訴 毒が含まれていたのは…

深山たちが藤堂の事務所で話を聞くと、羊羹を食べるときその場にいた人々それぞれが羊羹を選んだため、意図的に殺すのは不可能であったことがわかる。

しかし、深山は、事前に毒入りの羊羹とすり替えたのではないかと推測。意識が回復した京子も事件の前日、自宅で同じ羊羹を見たという。

裁判で証人として出廷した京子だったが、深山たちに話した際に比べ、歯切れの悪い発言をする。しかし、前日に自宅で同じ羊羹を京子が見たという証言で、藤堂の犯行と印象付けられる流れになる中、裁判官の川上(笑福亭鶴瓶)が「藤堂の浮気を知らせたのは誰か?」と問い、深山たちだと明言。

弁護側が恣意的に誘導した印象を裁判員たちに与えてしまい、深山たちの作戦は失敗。西川に無期懲役の判決が下され、結果的に深山は負けてしまった。

事務所に帰った深山は、羊羹の写真に使うはずのつまようじが写っていないことに気づく。じつはセトシンが含まれていたのは羊羹ではなく、つまようじだったのだ。

つまようじを配っていた京子は意図的にセトシンの致死量が多いものを上杉に渡し、自分は薄めたセトシンがついたものを使うことで殺人事件に見せかけていた。藤堂と京子は共犯者で、2人は逮捕された。


関連記事:西川貴教、再婚発表に祝福と驚きが殺到 「年齢に衝撃」「結婚より驚いた」

■震災から7年 小ネタにメッセージ

毎回小ネタに溢れているこのドラマ。深山が居候している居酒屋「いとこんち」に貼られていたポスターに次のようなメッセージが書かれていた。

「東北も九州台湾世界中近い未来に笑えるように」


2011年の東日本大震災、2016年の九州の熊本地震、そして先月起こった台湾東部地震の被災者たちへの応援メッセージだろう。番組スタッフの粋な計らいに、ネット上では「素敵!」と多くの人が賞賛の声をあげている。

またこのポスターには「7周年記念サービス」とも書かれており、東日本大震災が起こった年と「いとこんち」が開店した年度が同じであることがわかる。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■深山・舞子になりたいファン続出!