ちひろの愛情に涙 『隣の家族は青く見える』深キョン演じる奈々が妊娠へ

ついに妊娠した五十嵐夫妻に祝福と心配の声

2018/03/09 15:30

隣の家族は青く見える
(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

8日、深田恭子(35)が主演するドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)の第8話が放送された。

妊活がテーマのヒューマンドラマも佳境に入り、ついに主人公が体外受精にトライ。不安と戦いながらも明るく不妊治療に取り組む姿に、ネット上でも共感の声が広がっている。


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■それぞれの悩みを抱えた4家族

深田演じる主人公・五十嵐奈々と、松山ケンイチ(32)演じる五十嵐大器夫妻が、4世帯が協同で建てて入居する「コーポラティブハウス」で暮らしながら、妊活に取り組むという内容の本作。

第8話ではそれぞれに悩みを抱えた4家族が、試行錯誤しながらも前に進み始める。

五十嵐夫妻の隣人は個性豊かな面々。同性愛者でもある建築士・広瀬歩(眞島秀和)と、その恋人の青木朔(北村匠海)が住む広瀬家。

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

虚栄心の強い専業主婦・小宮山深雪(真飛聖)と商社勤務だったが退職し塾講師のボランティアをする小宮山真一郎(野間口徹)が、二人の娘と暮らす小宮山家。

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

そして、子供は作らない主義の杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)と、バツイチで前妻の死亡により一人息子を引き取ることになった川村亮司(平山浩行)と息子・亮太(和田庵)の川村家。

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■「体外受精は1回30万」の衝撃

隣の家族は青く見える
(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

奈々と大器は、「一般不妊治療」から「高度生殖医療」にステップアップ。体内から取り出した卵子と精子の受精を体外で受精させ、受精卵(胚)を子宮内に戻す「体外受精」に挑戦する。

「高度生殖医療」は心身に負担の大きい治療だが、冒頭で奈々が自分で自分に注射する「自己注射」を行なうシーンではリアルな「お値段」が明かされ、経済的な負担も浮き彫りになる。

「だけどこれ1本約3回分で2万7500円だからね。卵が育たなかったら追加だからね(中略)体外受精1回30万でしょ」

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■子供関連のことは「配慮されて当然」の空気?

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

さらに奈々は、職場で不妊治療をカミングアウトをしたものの、「急な休みをとる時に同僚に負担をかける」という現実は変わらない。

他の従業員にもそれぞれ個人の事情がある中で、不妊治療のための休暇をカバーしなくてはならない事に同僚から不満の声が漏れる。

「ぶっちゃけ迷惑だよね。妊娠とか不妊治療とか文句言うと、こっちが悪者みたいになるしさ。子供関係のことって、配慮されて当然みたいな空気あるよね」


店長が「人生には周りの協力がないとできないことがある」といった言葉で諭し、その場は収まったが、当然ながら奈々は浮かない顔になってしまう。


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■ネット上では双方に理解を示す声も

ネット上の女性向け掲示板、『ガールズちゃんねる』では、「子供関係のこと」で休暇をとる同僚を「フォローする側」の負担にも理解を示す意見も見られた。

・店長の言ってる事も分かる。でもシフト制で働いてるなら、同僚の気持ちも分かる


・オーナーの言ってることわかるけど、人を入れないで勤務回すことになるなら、一時的に手当付けるとかしてくれ

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