『BG』殉職した上司の名誉を守る戦いへ 「諦めません」木村拓哉の台詞に感涙

最終回の手前から15分拡大という大ボリュームのクライマックス! BGたちの「名誉を守る」戦いのはじまりにファン大興奮。

2018/03/09 13:00

木村拓哉

木村拓哉が武器を持たない民間のボディーガード(BG)の男性を熱演する、テレビ朝日系ドラマ『BG~身辺警護人~』。

8日15分拡大で放送された第8話では、厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆり子)と民事党幹事長・五十嵐(堀内正美)の会食の場で発生した発砲事件に巻き込まれた、主人公・島崎章(木村)の上司である村田(上川隆也)が殉職。

クライマックスへ向かう激動の展開に、多くの反響が寄せられている。


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■殉職した村田に向けられる「世間の冷たい目」

五十嵐幹事長の挑発によって、銃を持って立てこもっていた元秘書が発砲し、村田はその銃弾に撃たれて殉職した。

しかし、五十嵐幹事長の言動を公にしたくない政界関係者や警察は、「民間のボディーガードが犯人を挑発して撃たれた」と公表。このため、村田の死に関して不名誉な報道がされてしまう。

さらに、警察は村田が所持していた携帯やICレコーダーから事件当日のデータを消去するなど、証拠隠滅に余念がない。会場に居合わせていた章にも「口封じ」のための危険が忍び寄る。

事務所前で襲われそうになったほか、帰り道にも尾行されるなど、身辺の危険を感じる章。一人息子の瞬(田中奏生)に母親(山口智子)の元へ帰るよう伝え、これが「別れ」となることも覚悟し、最愛の息子の背中を見送るのだった。

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■「諦めません」 章の直訴と大臣の辞任

村田の名誉を回復する証拠を得るため、章は事件現場に居合わせていた立原大臣に証言を求めるべく、単身直訴へ向かう。勿論、まともに取り合ってもらえるはずもなく、SPらに取り押さえられながら、章は…

「地位も権力も武器もない我々が、唯一持っていたものを奪われたんです! 僕たちは絶対に諦めませんから!」


と立原大臣に強く訴える。その様子を、ここまでどことなく対立関係にあったSPの落合(江口洋介)も見つめていた。

章を振り切って立原大臣が向かった先は、五十嵐幹事長が匿われている病院の一室。そこで立原大臣は「事件の真相を明らかにする」ことを匂わせ、その後、SPの落合に「大臣を辞任するので、もう私は警護対象者ではない」と唐突に告げるのだった。


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■木村のセリフに反響 ファン「泣ける」

章が立原大臣に放ったセリフに、視聴者からは多くの反響が寄せられており、中には思わず涙してしまったというファンも。

今回の第8話に限らず、章のセリフはファンの間で「木村拓哉が放つことで、より深い意味合いを持たせている」と解釈されるものが多く、井上由美子氏の脚本に称賛の声があがる。


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■立原大臣が証人に! 落合の銃口はどこへ向く…?

辞任の意向を固め、SPの警護から開放された立原大臣は真っ先に章の元へ向かい、「私が事件のことを公表します」と申し出る。

一方、警視庁では今回の事件に関して章の存在を良く思っていない警護課・係長の氷川(宇梶剛士)に対し、落合が「島崎章に消えてもらいましょうか。あのデータと同じように…」などと発言。

その後、落合が熱心に射撃練習をする描写があり、何やら不吉な予感も…。立原大臣の証言によって村田の名誉は回復できるのか、そしてどのようなクライマックスを迎えるのか……いよいよ次回は最終回、「誤差なし」で待機したい。

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(文/しらべぇドラマ班・もやこ

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