「リボ払いで地獄を見た」 クレジットカードを持たない人たち
キャッシュレス化が叫ばれる中、まだまだ現金主義の人たちは健在である。
キャッシュレスが進もうとしている中、今でも現金主義の人たちは多い。クレジットカードを持つのが怖いというのだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「クレジットカードを持っていない」と答えた人は、全体で18.7%。さすがに、まったく持っていない人はわずかである。
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■ネットショッピングにクレジットカードは重要
性年代別でみると、20代男性が4割近くと高い割合になっている。
若い人でも、女性はクレジットカードを所有している人が多いのだ。ちょうど、ショッピングが好きな世代である。
「買い物しているときに、現金が足りなくなってもカードで支払えるから便利」（20代・女性）
「ネットショッピングにクレジットカードがないと、かなり不便な気がするけど…」（20代・女性）
一方で男性は、あまり興味がない人も。
「学生だし、別になくても今のところ困っていないので」（20代・男性）
■審査に通りにくい職業
職業別で見ると、無職・家事手伝いと自由業が高い割合になっている。どちらも、クレジットカードの審査に通りにくいのだ。
フリーランスで働く女性は、次のように語る。
「会社員時代よりも収入はあるのに、会社に属していないので社会的信用を証明するのが難しい。クレジットカードは以前に作ったものがあるので、それを継続して利用しているけど」（30代・女性）
無職・家事手伝いになれば、さらにハードルが上がるのはいうまでもない。
■リボ払いで限度額いっぱいに
クレジットカードを持たない人は、使いすぎを心配する人が多い。実際に限度額まで使った人は、大変な思いをしたようだ。
「なにも考えずにリボ払いを利用していたら、あっという間に上限額に達してしまった。しかも月々返しても、なかなか残高が減らなくて…。
余裕のあるときに多めに払うなどして、時間をかけてなんとか完済。それ以来、クレジットカードは使っていない。ネットショッピングには、デビットカードを使っている」（30代・女性）
ポイントの還元率が高いところは、クレジットカードの魅力。上手に使えば、お得なのは間違いない。
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（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代の男女1,357名 （有効回答数)
