『夏子の酒』の舞台 幻の酒米「亀の尾」を復活させ日本酒の未来を見つめる久須美酒造

モーニングで連載されドラマにもなった『夏子の酒』では「龍錦」という名前で復活劇が描かれている。

■伝統の職人技を後世に

久須美酒造

久須美酒造では昔ながらの手法にこだわり酒造りをしている。食品の安全性を第一にするから、コストはかかるが普通酒まで含めて全量自家精米。

原料処理には甑や麹蓋を使い、酒母は汲み掛け法を繰り返して立てている。職人技を大事にするのは、酒造りの技だけでなく、環境も含めて文化を正確に伝えていくためだという。

「日本酒は古来の知恵や大自然の恩恵でできたことを伝えていきたい。微生物が働きやすい環境を作ると言うが、じつは日本酒の酵母菌は餌がありすぎるといい働きをしない。


いかに過酷な場所を作ってやるかが大事。命のせめぎあいからいい酒ができるんです」


久須美蔵元の透徹した眼は蔵の明日のみならず、業界の未来を見据えているようだった。以下は蔵元お勧めのお酒。


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① 『清泉 純米吟醸酒』

久須美酒造

五百万石と新潟県産米を使用。『清泉』の純米酒シリーズ中、最もスタンダードなお酒だけに多くのファンを持つ。きめ細やかで柔らかい味わいの酒。


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② 『清泉 亀の翁 純米大吟醸酒』

久須美酒造

精米歩合40%の亀の尾を使用。『清泉』の最高峰に位置し、酒好きの垂涎の的となっている。フルーティーで穏やかな吟醸香と酸味の絶妙なバランスが楽しめる。


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③ 『清泉 七代目 純米吟醸生貯蔵酒』

久須美酒造

七代目蔵元が若い蔵人達と「野に咲く花のような酒」を目指し醸した酒。ラベルはアートディレクター浅葉克己氏が手掛けた。爽やかな酸味がお米の味を増幅させるスッキリ辛口タイプ。

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(取材・文/Sirabee編集部

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