一人でも変わらんわ! 「みんなで食べるとおいしいね」に反論の声
「みんなで食べるとおいしい」を信じるのは、どんな層なのだろうか。
「みんなで食べるとおいしいね」とよく言われるが、科学的根拠はない。それでも信じている人は、どれほどいるのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「食事について」の調査を実施。
その結果、全体で57.7%もの人が「一人よりもみんなで食べる食事はおいしく感じる」と思っていることが判明した。
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■女性はみんなで食べたい
性年代別では、ほとんどの年代で女性が多い結果になっている。
コミュニケーションが好きな女性にとって、多くの人たちと食べる食事は魅力なのだろう。
「なかなか集まる機会がないから、久しぶりに学生時代の友達と食事すると楽しい。こんな時間があるからこそ、つらい仕事も乗り越えられる」(30代・女性)
「一人暮らしをしているから、日頃は味気ない食事が多い。だからたまにみんなで飲みに行くと、気分が高まる」(20代・女性)
■一人で食べても味は変わらない
一方で、「一人でもおいしい」と主張する人もいる。
「大勢で食べると楽しくはなるけど、味は変わらないと思う」(20代・男性)
味を楽しむのならば、むしろ一人で食べるべきだとの意見も。
「味わいたいのなら、一人で食べたほうがいいと思う。飲み会の会話は覚えていても、食事内容なんてまったく覚えてないもの」(30代・男性)
■リア充にとって食事は交流の場
リア充を自覚している人は、じつに7割以上と高い割合になっている。
食事は、交流の場だと言い切る人も。
「食事は、たくさんの人と交流するためにあるとさえ思っている。会社のランチも集まって食べることで、チームの結束も高まると思う。一人で食べるなんて、もったいない」(30代・男性)
しかし、お昼くらいは、ゆっくりとしたい人だっている。
「会社の昼休みが、なによりも苦痛。節約にお弁当を持って行っているけど、そうするとみんなで食べることになる。
何気ない会話とかいいから、ゆっくりしたいのに。休み時間でも気を遣うのが、面倒で…」(20代・男性)
一人で食べても、おいしいものはおいしい。ただみんなで食べることで、同じ気持ちを共有できるのは大きいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)