根知谷のテロワールを語れる酒 『Nechi』ブランドを立ち上げた気鋭の蔵元が問う独自路線

ワインのように「テロワール」にこだわる根知の酒蔵。

■根知谷で生きるということ

根知男山

敷地内を一巡すると、クオリティーを上げるための設備投資が着々と積み重ねられてきたことがわかる。 例えば手塩にかけて栽培した五百万石と越淡麗は自社精米するが、1992年、扁平精米のできる新鋭プラントを導入。

そのために建物も新築している。 仕込み蔵にはコンピュータ制御の大小発酵タンクがズラリと並び、醪は自動的に攪拌できるので櫂入れの必要がない。人力でするより正確で確実なのだとか。

ただし1基がサーマルタンクの4~5倍もする高額商品らしい。

「25年前に導入しました。一度入れればずっと使えるし、夜中の作業もなくなりましたから、高くはないですよ。お陰で8時~5時の勤務で週休制、日曜休みを確立できましたから」


コメ作りの分野には乾燥機を備えた倉庫に、じつに育苗ビニールハウスまで。多くの農家では農協から苗を購入するが、ここでは種籾から苗が育てられていた。

種籾の段階から酒に仕上げるまでを、全て自分たちの手で着実にこなす。 土を作り、土を耕し、種をまき、苗を育み、田んぼに植えて育てて収穫し、そのコメを使って酒に仕上げる。

1年のサイクルを根知谷の風土の中で完結する事業は、まさしく「根知谷で生きる」という企業ポリシーに則っていることが理解できた。

蔵元推薦のお酒を紹介しよう。


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①『Nechi 根知谷産五百万石壹等米 2016』

根知男山

根知谷産五百万石を100%使用。年毎に変わる素材の出来をそのままに活かした酒造りで、年ごとの違いと変化を楽しむシリーズの五百万石版。


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②『Nechi 根知谷産越淡麗壹等米 2016』

根知男山

自社栽培する越淡麗を使用し、素材の持ち味を生かすワイン造りに準じた考えで造る。五百万石を父に、山田錦を母に産まれた酒造好適米で、五百万石よりボディのある味わいとなる。余韻を引きながらも切れ味はシャープ。


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③『根知男山 純米吟醸』

根知男山

根知谷産五百万石と越淡麗を使用。穏やかな香りと柔らかな米の味わいが楽しめ、飲み飽きしない純米吟醸酒。低温貯蔵し熟成後に出荷している。

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(取材・文/Sirabee編集部

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