修の王子様と蔵之介の切なさに女子悶絶の『海月姫』 セリフに羽生金の絶妙

千世子の追っかけが羽生結弦の設定変更も秀逸だったが、このタイミングで「金メダル」ネタを入れるとは…

第2章に突入し、月海(芳根京子)をめぐる蔵之介(瀬戸康史)と修(工藤阿須加)の三角関係が過熱してきた『海月姫』(フジテレビ系)。

19日夜9時より、第6話が放送された。

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■修の活躍と尼~ずのデモ

(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

月海たちが天水館で開催した、ジェリーフィッシュのファッションショーは成功。しかし、ショーの後に蔵之介にキスされた月海はパニックに。一方、蔵之介はショーの最中に天水地区再開発反対を発表したことで、スポーツ紙やワイドショーは親子対決を大きく取り上げ、賛成派の父・慶一郎(北大路欣也)に叱られる。

その頃、修は議員会館で、慶一郎の後援者などからの電話対応に追われる中、蔵之介の実母・リナ(若村麻由美)から「蔵之介がショーで着ていたドレスを、蔵之介に内緒でオーダーしたい」と依頼を受けていた。

マスコミが騒いでいるため、慶一郎に自宅謹慎を言い渡された蔵之介だが、自宅前で待ち構えるマスコミの前にジェリーフィッシュの服で姿を現し、ちゃっかり宣伝する。天水館に来た蔵之介は、尼〜ずにジェリーフィッシュのホームページ立ち上げを指示し、ドレスのオーダーを取ろうと促す。月海はそんな蔵之介を自室に呼び、昨夜のキスの意味を尋ねるが、蔵之介は「挨拶みたいなもの」とあっさり答えるのだが…。

(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

月海は生地を買い行った帰り、修と出会う。すると、二人で話がしたいと言われファミレスへ。そこで、修から「二人だけの秘密」と、ドレスをオーダーされる。修に送られて天水館に戻った月海が修を見送っていると、その姿を蔵之介が切ない表情で見ていた。

翌日、月海は稲荷翔子(泉里香)から電話でファッションショーのことを「あんなことしたって、なんの意味もないのよ」と言われ、傷つく。何を言われたのかみんなに聞かれ、月海が打ち明けると尼~ず全員が打ちひしがれてしまう。

(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

そこへ蔵之介がインドの縫製会社の人・ニーシャ(江口のりこ)を連れてくる。ニーシャはサイズや商品展開、生産工程の管理など、これまで蔵之介たちが考えてもいなかった点を指摘し、その素人ぶりを叱りつけた。

(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

生産管理の重要性を説かれ、蔵之介は尼~ず4人の中からその役割を決めようとするが、亀裂が生じてしまい千絵子(富山えり子)から「悪いけど、今日のところは帰ってちょうだい」ととりなされて、帰ることに。

その夜、千絵子がみんなの気持ちをほぐそうと、久しぶりの「尼~ず鍋」を準備するが、新しいデザインに夢中の月海が参加しなかったことで、ますます溝が大きくなってしまう。翌朝、尼~ずたちは逃げ出しており、蔵之介は「組織をまとめるのも、お前の大事な仕事や」とニーシャに説教される。

まやや(内田理央)とばんばさん(松井玲奈)を見つけるが、「服を作って楽しいのは、月海とお前だけだ」と言われ、落ち込む二人。月海が一人で歩いていると、修が現れて話を聞いてくれただけでなく、月海に政治のケースをアドバイスし、励ます。

一方、行き詰まる蔵之介は慶一郎に「お前が始めたことだぞ」と言われ、再びまややたちのいる公園へ向かうと、そこへ修から再開発反対派のデモの話を聞いた月海が、バラバラになりそうなみんなに「一致団結するため」のデモを持ちかけると、張り切ってデモで着るための服を作り始める尼~ず。

(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

準備を整えた蔵之介や月海ら尼~ず、花森(要潤)が、開発会社の前でシュプレヒコールを上げていると、稲荷たちが警備員に排除させようとする。そこへ許可証を持った修が現れ、正式な手続きを踏んだデモだと抗議し、月海に「大丈夫です。何が起きても、僕がどうにかします」と力強く見送ってくれた。

その夜、ジジ様(木南晴夏)が「蔵子さん。私、生産管理やります」と立候補。尼~ず全員が逃亡した際、名曲喫茶へ行ったジジ様は慶一郎と出会い、自分の役割を全うする重要性を説かれたことから、気持ちに変化が。

同じ頃、月海が修にオーダーされたドレスのサイズについて聞くと、「ある方から内緒で頼まれた」と告げる。月海が、いつも誰かのために動いていると指摘すると、修は開発反対派である和菓子屋の店主から話を聞き、力になりたいと思ったこと、月海の力にもなりたいと語り、「月海さん、好きです」と告白。何も知らない蔵之介は、月海の帰りを待っていた。

そしてその頃、「金メダル、さすがゆづくん」と言いながら帰国した、天水館を手放そうとしている千絵子の母・千世子を稲荷が空港で出迎えていたのだった。

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■羽生選手「金メダル」のセリフに

千世子の「韓流追っかけ」から「羽生結弦ファン」への設定変更は、キャラに合っているだけでなく、平昌オリンピックとのタイミングのよさも相まって、かなり高評価。

しかも、千世子が韓国にいた第5話放送日が羽生選手の韓国入りの日と重なり、「タイムリー過ぎる」と盛り上がっていたのだが、この第6話のラストに出てきた千世子のセリフに驚きを隠せないTL。

https://twitter.com/1119__m/status/965569628234661888

羽生選手が平昌で金メダルを決めたのは、17日のこと。2日後のこのタイミングで放送されるドラマに、ここまでリアルタイムな話題を投入するのは、かなりの離れ業と言ってもいい。

もちろん、いくつかのテイクを用意した可能性もあるが、それでも直後ともいえるタイミングに「金メダル」のセリフを入れたのは、やっぱりすごすぎ。

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■ニーシャ姐さん登場!